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2021年8月「新型コロナワクチン接種後の副反応に!」


皆様、新型コロナワクチンの接種はお済みだったでしょうか?1回目は「どうもなかった!」ようですが、2回目接種の二日目位から思わぬ副反応に苦しんでいる方をチラホラ見かけます。38度台の発熱、けだるさ、頭痛、食欲不振・・・。発熱は医師から「アセトアミノフェン(カロナール)」を短期間処方されコントロールしている方もいます。安静が大事でしょう。この“具合が悪い”対策として薬局には“発熱性消耗性疾患”用の“栄養剤”がたくさんあります。風邪を引いたときには化学薬品の解熱剤、咳止め、去たん剤などの薬を服用しますが、大元は「疲れ」や「冷え」から免疫が落ちているので、「栄養剤」を併用することをオススメしています。もちろん“新型コロナワクチンによる副反応”にもお勧めします。栄養剤には、発熱によって消耗されるビタミンやミネラル類を柱に「牛黄(ゴオウ)」のような特殊な動物生薬が入ったものもあります。食欲低下による体力の回復、気分の改善、発熱による消耗、自律神経の変調の安定など早く体調不良を回復するのに役に立ちます。解熱剤で熱を下げると免疫が作られにくいという噂もちらほら耳にしますが、今後調査されることと思います。店頭では接種を迷っている方も見受けます。「御利益が副反応を上回りますので、ぜひ早めに接種下さい!」と背中を押しています。その際、「栄養剤」も忘れずにご用意ください !


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎