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2020年8月『「シャント」CKD(慢性腎臓病)その④』


話が前後しますが、透析の前準備で「シャント」があります。血液を取り出したり戻したりするための軽い外科手術です。「静脈」と「動脈」を縫い合わせ、静脈を膨らませ、ハリを刺しやすくするのです。よく耳にするのは、「シャント部分の傷の治りが悪いため血栓除去手術をしたり、次々とシャントを新しく作る手術を繰り返すのできつい」ということです。元々の体質が悪い為、普通の人より傷の治りが悪いのでしょう。しかし、救いの話題もあります。名古屋の透析専門のM病院では当薬局でも扱っているある薬(天然植物医薬品)を製造メーカーの薦めで患者に与えたところ、「シャントトラブル」が激減し、しかも次の透析までの「間隔が空く(血液がよごれにくくなり回数が減る)」ようになった、と聞いています。“体質が良くなった”ということですね。原料は植物由来の為、カリウムが気になりますが、メーカーの技術により微量しか含まれず、“腎臓への心配はない”と聞いています。むしろ強力な抗酸化作用により「浄血」が起こり、「抗炎症作用」、「血栓を溶かし」たり「サラサラの作用」、成分の鉄による「造血」、「増血」など、治療の補助としては良い効果が期待できます。


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎