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2018年8月「協励会 ダイヤモンドロイヤル旅行」


毎年恒例「協励会」の薬局海外研修旅行に約1週間参加しました。今回はオーストラリアのケアンズ、ポートダグラスへ、約30名ほどの参加でした。南半球にあるため日本と季節が反対で、夏から秋に移行する4月中旬の旅でした。時差は一時間。夜間飛行で機内一泊のうえ早朝からの観光があり、ほとんど眠れず睡眠不足で初日はきつい思いをしました。気温は朝方涼しく日中は気温上昇、半袖ですが、汗をだらだらかくような事もなく、湿度も気になりませんでした。紫外線が強いと耳にしていました。確かに明るいのですが、焼けるような印象はありませんでした。土地が広いので、中心部以外は高いビルはありません。さまざまな植物の緑に囲まれた自然、小鳥が多く、朝の目覚めは鳥のさえずりが心地よい目ざましでした。現地の方は親切なイメージがあり、皆笑顔で挨拶をしたり、声をかけてくれました。上半身裸で皮膚の黒い原住民のアボリジニが踊りやブーメランなどの狩り道具を面白おかしく披露しましたが、今は近代的生活をしているのだろうな~と、ふと感じました。ケアンズの薬局でしたが、「CHEMIST」と「PHARMACY」両方の掲示があり、欧と米の流れを感じました。調剤室は欧州の雰囲気、店頭は米風の雰囲気でした。「何かさがしましょうか?」最初は女性が、しばらくして薬剤師の男性が声をかけて来ました。いずれも笑顔でソフトな声かけでした。コアラを抱っこしての写真撮影、幸せを運ぶという羽の青い蝶、グラスボートで見た亀、機中往復観通しの映画、楽しい思い出となりました。

  セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎