相談例集

おねしょに悩む小学生


I君はやせ形で背は中くらい、元気で運動の大好きな小学5年生です。1つ大きな悩みがあり、お母様が来店されたのはちょうど1年前でした。
次男でしっかりしているけれど「夜尿症」が治らないとの事でした。「手こずらせてかまってほしいという暗示ですヨ。」となぐさめ、朝昼は体力をつける漢方薬、夜は安定剤になる漢方薬を差し出しました。その他夜の水分や排尿の注意を添えました。
1カ月後の報告では回数が減ったとのことでした。実はその後プツリと来られなくなり、私もすっかり忘れていました。そして本日再来店されたのでお伺いすると「お陰様である後からすっかりなくなりました。」とのこと。「実は今日来たのは下の子が同じ様な事でして…」と漢方薬をお求めになりました。思い返せば実は私自身も小学生1年生まで治らず、毎朝ふとんをうらめしくながめている1人でした。私のはずかしい体験談は「思うこと第6回「私の漢方事始め」」にあります。