相談例集

2017年1月 節酒禁煙パート1


鹿児島で飲まれるアルコールは「焼酎」ですが、注文の時「酒を」と言う慣習があります。アルコールはほどほど飲むのはよいが、量により健康を害することはみなさんよくわかっています。アルコールを飲まない方には申し訳ありませんが、飲むと陽気になり、開放的でいやなことを忘れられるひとときがあります。しかし飲みすぎた時の翌日の気分は最悪です。「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。アルコールも漢方の視点では寒熱の区別がされ、焼酎、日本酒、ワイン、紹興酒などは体を温め、ビール、ウイスキー等は冷やすと言われています。現在多い大腸がんは飲酒やタバコの因果関係がうたわれています。120歳まで生きた徳之島の泉重千代さんは煙草も酒(焼酎)も好まれる方でした。良い体質でほどほどの量の調和がとれていたのでしょう。面白いことに「八味地黄丸」、「当帰芍薬散」などは少量の酒で服用するよう、漢方の古典「金匱要略」には書いてあります。この場合、清酒のことですが、胃を温めて吸収を良くする目的があります。また、お酒やお酢で煎じる漢方薬もあります。一方、化学薬品では"アルコールと飲まないように"と注意書きがよくありますね。