相談例集

生活習慣

血圧

高血圧の54才女性

最高血圧190、最低血圧110。動悸・めまいあり、気分が悪い。
漢方薬と「アルファ型天然ビタミンE製剤カプセル」を服用。
約半年間続服し、血圧も正常、気分も良い。タウロメートEのみ継続中。

高血圧・痔・便秘で悩む60才女性

中肉やせ型、血圧最高230、最低115。
漢方薬顆粒と「アルファ型天然ビタミンE製剤カプセル」服用。
痔と便秘は服用1カ月後には正常に戻り、3カ月後には血圧も安定してくる。
6カ月後15~16年ぶりに生理があったとびっくりして問い合せあり。
これは、「アルファ型天然ビタミンE製剤カプセル」の働きで、血行がよくなり、ホルモンの働きが一時的に良くなったものと考えられます。すばらしい状態と思ってよい。

高血圧で悩む40代女性

薬をのむと降りる、止めると上がる。コントロールがやりにくい。漢方薬煎じ薬を続ける。
体重が毎月 1kg 減って 6 ヶ月したら血圧安定。身体全体をほぐし、血行をよくする処方。

血圧が高く、肩こり、頭痛、のよくある40才男性

事務仕事で、忙しく、最近体重が増える。 (175 センチ 80 キロ ) 最近とくに肩こりがひどく、頭重感もひどい。
飲み始めて只今 2 週間。肩こり、頭重感がとれ、スッキリ。血圧も検査で下がりそうな気配がでだしています。

糖尿

糖尿病 63才男性

体格中、血色良好、食欲普通。
健康診断で糖尿発覚。空腹時で血糖値200と言われた。
漢方薬煎じ薬と「薬用人参製剤錠」をさし上げる。
服用5~6カ月後には血糖値もずいぶんおり、空腹時の血糖値は150まで下がる。
人参には、インスリン様の作用あり。

大病を乗り越えて

Sさんは自分に厳しく他人に優しい思いやりにあふれる女性です。
平成10年、足のつりと膝痛で漢方薬をお求めでした。血圧が高く降圧剤も服用されていました。
平成11年、検査で副腎の腫れを指摘。自律神経症状があり漢方薬を処方しました。
平成12年、副腎のホルモンが出過ぎるとのことで手術をすすめられる。しばらく漢方薬で調整していましたが、3年後手術に踏み切りました。
術前術後も漢方薬とアミノ酸製剤を継続されていました。
平成16年帯状疱疹、疲れがあったのでしょう。
平成18年夏、ふら~として道路に座り込む。血圧が下がりすぎたのか?病院からは強めの降圧剤が処方され、現在も服用中です。
大手術を乗り越え、あっという間に“傘寿”を迎えられました。
「何でそんなに元気なの?」とよく言われるそうです。「お陰様で」と控えめなご返事。
時々関節痛や鼻水の漢方薬を服用しながら、アミノ酸製剤、クマザサエキス製剤、牛黄製剤を忘れずに服用されています。
本日もお友達のNさんと仲良くご来店。店がパッと明るくなります。

漢方でやせませんか?

「メタボリックシンドローム」の意味わかりますね。ちょっと恐いのは、「死の四重奏」というものがあります。
ポイントは「メタボ…」に似ていますが、“高血圧”、“糖尿病”、“高脂血症”、“肥満”の条件がそろうと、死の危険性が高まると専門家は警告しています。
現代西洋医学では、各病院専門の医師がいますので、各パーツを診る技術はすぐれています。しかし、各々の専門を回ると薬の種類は増え、重複する事も予想できます。ちょっと困った事になりますね。
漢方薬は各症状(症候群)をとらえ、総合的に1つの処方に導きます。例えば、腹部の皮下脂肪が多く、便秘がちで、肩こりやのぼせ動悸などを伴う高血圧、肥満傾向のある方の“やせぐすり”として漢方薬は最適です。体重が減るとそれぞれの病態も軽くなり、膝の悪い方にも良い結果が期待できます。

健康十訓 少衣多浴 パート2

「毎日風呂に入りなさい。睡眠時間を減らしてでも風呂に入ること。寝る前に全身の血流を良くし、肝臓、腎臓で血液の“濾過”をすることです。」とよく漢方の師匠が話されていました。

現代人は冷暖房や運動不足等により水の代謝や汗のかき方の不良による「水毒」が多い気がします。「発散」が出来ていないのです。
水毒は漢方用語で、水分の偏りから来る体の不調(めまい、視力低下、冷え、頭痛、こり、こわばり、血圧、尿・便不良、胃腸不良、吐き気、疲れ、循環不良、のどの渇き、不快な汗等の症状)です。
よく「頭が痛くて脳外科で調べてもらったけど何も出なかった!?」と言う方を見かけますが、漢方の目で見ると「冷え」から来る「水毒」の方が多いようです。体にとって水分は大事なものですが、過剰にあると病気の症状を逆なですることがあります。
二日酔いなどは水分の取りすぎから、頭痛、めまい、ふらつき、吐き気、のどの渇きなど「水毒」の症状がそのまま出ている良い見本です。本題から少しそれました。

水の毒

水分のよどみにより起こる変調を「水毒」と呼ぶ。お酒の飲みすぎによるあの二日酔いも、典型的な水毒である。
人の体の60%は水分である。飲んだり食べたりする中で、私たちは1日2.5リットルの水分を便や汗として排せつしている。
水の役割は大きい。疲れたり冷えたりすると体の代謝が落ち、水の排せつがうまくいかなくなる。これも水毒の一つである。
おばちゃんが働きすぎてひざを痛め、水がたまった。またある女性が鼻水とくしゃみが激しく、どうしてよいのかわからなくて相談に来られた。それぞれ異なる漢方薬を用い、部分的に冷やしたり温めたりした。
近頃は血液をサラサラにとか老廃物を流すからと、水を大量に飲む人が多い。水は薬にもなるが、取りすぎると毒にもなることを知っておいてほしい。漢方薬は体内の過剰な水分があると利尿の働きをするが、そうでないときには利尿の働きをしない。不思議なことである。天然の薬の妙でもある。
(南日本新聞夕刊連載「おもうこと」瀬尾昭一郎より抜粋)

2007年3月 納豆ダイエット捏造事件

人気だった夜の健康情報番組が、ねつ造ででっち上げたり、効果を誇張したり、異なる内容に吹き替えを入れ替えたりしているなどがわかり、廃止に追い込まれました。
行き過ぎたマスコミの放映も問題でしたが、私達も冷静で常識に基づく判断が出来る“眼”を養いたいものだと思いました。
漢方の「薬膳料理」までなくても、「食養」というレベルで健康維持に役立てることは大事です。
毎日の食事が間違っていれば、徐々に体も精神も不健康になっていきます。

現在、「養生食べ方学」を再編集中です。近々発刊となりますので、お楽しみに。食養生がいかに大切か考えていきましょう。
毎日の健康維持には、アミノ酸製剤、薬用人参製剤、天然クマザサエキス製剤などが必ず役に立ちます。

 

元ドリフターズのカトちゃんが...

昨年10月末、タレントの加藤茶さんが、10時間にも及ぶ大手術を受けました。
「大動脈解離」といって、大動脈が内側から裂けていく病気です。実は私の友人がこの病気で即死しました。もっと早くわかっていればと悔やみます。
普段の予防が大切です。「食事」・「運動」・「休養」のバランスの他、セオで対策としてオススメするのは、アミノ酸「レバコール」、薬用ニンジン製剤「若甦」、クマザサエキス「ササヘルス」、循環系を守る漢方薬「冠丹元」・「生薬製剤二号方」(冠心Ⅱ号方)、ビタミンE「タウメロートE」、牛黄製剤「牛黄清心元」・「長城清心丸」です。これらは必ずや体も心も守ってくれます。気になる方はぜひご相談ください。

2007年6月 セオ薬局「養生食べ方学パート2 」のご紹介

長年、漢方薬を中心に“相談薬局”として営業して参りました。相談の際は個別に資料を用意し、配布して参りました。これに基ずき数年前、相談の多かったものを中心に、一冊の本をまとめて刊行しました。題して、「養生食べ方学パート2」です。今回、改訂版として、重要な病気を中心に再度、編集して作り直しました。名前の由来は、昨今の生活習慣の変化から、特に食べ物に対する意識や興味の低さに関連する病気が多いこと、日常の養生(薬膳のような特殊なものでなく)や身近な事に気をつけることで、健康を維持する事が出来ることからです。“体を冷やす食べ物に気をつけること”、“シャワーでなく風呂にしっかり入ること”などの例です。風邪をひくと、昔は“寝て(養生して)治す”ものでしたが、現代人はかぜ薬(化学薬品)を飲んで、さらに体のムリをして働いています。このつけは後からめぐってくるものです。

 

2007年7月 夏の養生

江戸時代の漢方医「貝原益軒(かいばらえっけん)」が書いた「養生訓(ようじょうくん)」に、"夏の養生"が書いてあります。- 夏は発生する気が盛んで、汗が吹き出し、人の肌膚(きふ)が大いに開くので、外邪が入りやすい。涼風に長くあたるべきではない。お風呂の後、風にあたって涼むべきではない。夏は陰気が腹中にあり、食物の消化が遅くなる。よって、食べ過ぎてはいけない。温かいものを食べ、脾胃を暖め、冷水を飲むべきではない。睡眠中に扇にて人にあおいでもらうべきではない。風にあたりながら寝てはいけない。夜、外に寝てはいけない。夜、外に長く座って露気にあたるべきではない。極暑の時も極めて涼しくすべきでない・・・。- まだ自然が多かった時代でもこのような養生を説いています。胃腸を大切に。たまには漢方薬もいいですよ。

 

 

2007年8月 養生食べ方学パート2「はじめに」より

平成12年の初版本は、"アレルギー"や"アトピー"をメインに据えましたが、今回の再編出版では、さらに次のものを加えました。「ひざ・腰痛」、「坐骨神経痛」、「脳血栓・脳出血後の手足のまひ」、「メニエール・耳鳴り・自律神経失調症」、「メタボリックシンドローム」、「血液ドロドロに関する要因」、「肝炎をめぐる話」などです。それから、「ガン」の頁数を増やしました。それにしても「ガン」が多すぎます。生活習慣病やメタボリックシンドロームというのは、すべて、"食べ方"の問題であったと断じて良いのです。それではどうするのか?本書が加勢します。私どもの薬局でも社員が増えました。「もの」を売るドラッグと違い、薬学的な知識、漢方的な知識が求められます。レベルの高い、均等で質の高い"答え"が用意されなければなりません。なにはともあれ、まずは"健康"です。

 

 

2007年9月 一番よい食事とは?①

日本人は何を食べて来たのでしょう。数千年来"稲作文化"が基本です。五穀を中心としてきた筈です。宗教行事をひもとくと、稲の穂・鯛・野菜・里芋等を供えます。十五夜の里芋は、タロイモ文化。すなわちニューギニア、ポリネシア等のものです。数万年、数千年来、私達の祖先は乏しい"食料"で遺伝子を紡ぎ育てて来たわけです。日本列島は穀物、稲作文化。ヨーロッパは、肉食と小麦と乳製品の文化。消化のしくみも違っているはずです。栄養!栄養とさわいで、牛乳とハムエッグの毎日では、消化器も肝臓も悲鳴を上げたはずです。住んでいる地方で一番多くとれるものが主食。「一里四方(4Km)で手に入るものを食べていると病気をしない」、と言われたものです。

 

 

2007年10月 一番よい食事とは?②

「アメリカ料理?」聞いたことがありません。スペイン人が発見して以来、各種のヨーロッパ民族が移住したのです。原点はヨーロッパ。神話や宗教行事をひもとくとわかります。ギリシャ神話には、イチジクやブドウがよく出て来ます。亜熱帯の果物です。キリスト教になると、貧しい羊飼い達が主役です。"子羊"は"神へのイケニエ"、捧げものです。雨が少ないので"米作"は不適です。夏に小麦が育つくらいのものです。ヨーロッパには"粉ひき娘"の文化がいっぱいあります。これを焼いたのが"固いパン"です。これが食べ物のヨーロッパの原点。ある時、誰かが"干しブドウ"を小麦粉にまぜます。ふっくらとふくらんだのです。発酵パンの始まりです。そして羊の肉、ミルク、少しの野菜。手に入るものを食べて来たわけです。ヨーロッパは石灰岩の大地ですから"硬水"といって飲めない水です。ヨーロッパ旅行では水は買って飲むのです。

 

 

 

2007年11月 ヨーロッパの土地

ヨーロッパを旅するとわかります。イギリスースコットランド。寒い、曇天、石灰石の大地、高い山がない、羊しか育ちません。牧羊と小麦。そして、"富を求めて"世界へ武力で出て行くのです。スペイン ーその昔、富を求める大航海時代がありました- 殆ど砂漠です。中世以降雪どけ水を平地に引くのです。砂漠にはオリーブの木を植えました。ピレネー山脈を越えフランスに入ると、平原が続きます。見渡す限り「小麦畑」と「菜種畑」です。豊かさがわかります。イギリスが攻めて来て百年戦争をしています。ドイツは森林が国土をおおっています。もっと東に行くとウクライナの小麦の穀倉地帯がありますね。これとて、広い広いロシアの領土からすると、ごく限られた一地方にすぎません。

 

 

2007年12月 身土不二

ジャガイモが主食のところもあります。スカンジナビア半島は北極圏に近いので、冬が長く夏が短いです。遠いアンデスの山で育ったジャガイモをうまく利用して、ノルウェーの人々はたくましく生活しています。世界一体格のよいのもノルウェ-人なのです。ジャガイモだけで??いえいえ、近海でとれるサーモン(さけ)をふんだんに食べています。「身土不ニ」なのです。その土地で出来たものを、その土地で食べる。「土地」と「身体」は一緒ですョ!ということ。数万年、数千年来、私達の祖先はとぼしい"食材"で生命の遺伝子を紡ぎ育てて来たわけです。日本人とヨーロッパ人は消化のしくみも違ってくるはずです。「栄養!栄養!」と騒いで。牛乳やハムエッグの毎日では、消化器も、解毒能力の肝臓も悲鳴をあげたはずですョ。

 

 

2008年6月 複合のメタボリック

厚生労働省の「2006年国民健康・栄養講座」(2008年5月2日の新聞記事)によると、「成人の糖尿病患者と予備軍の総数が約1870万人に推計される」、と新聞等で報道されました。うち、男性が880万人、女性が990万人で、5.6人に1人が相当する計算になります。前回の調査(2002年)と比べると250万人の増加(15.4%)で、このうち女性が200万人と大半を占めるとのことでした。腹回りの基準に加え、「高血圧」、「高脂血症」、「高血糖」の2つ以上が当てはまると"メタボリック症候群"、1つの場合これの予備軍とされています。いずれにしろ、病気の"複合体"はやっかいなものです。漢方薬はこの複合体のメタボリックに対する唯一のお薬として最適ではないかと思います。1つ1つの病気の複合体というとらえ方ではなく、1人の人間として全体から症状をとらえていく視点がすぐれている所と考えます。基礎となる食事は、もちろん粗食デスヨ!!

 

 

2008年7月 小松帯刀と清心丸

現在NHK大河ドラマ「篤姫」が放映中です。5月5日(月)の南日本新聞で「小松帯刀が妻のお近にあてた手紙を保管」という記事が目にとまりました。これは篤姫と同じ年の肝付尚五郎(きもつきなおごろう/養子で小松姓となる)がお近と結婚の儀をあげた放送があった、ちょうど翌日の掲載でした。鹿児島大学の原口泉教授によると、"一級資料"の評価だそうです。文面中、「お近の体を気遣い、薬と思われる『清心丸』を送った・・」とありました。実はこの「清心丸」は、現在も専門家に使われる漢方薬なのです。私どもの漢方専門薬局では、難しい病気の時に用い、なくてはならないお薬です。脳出血後の後遺症、手足のしびれ、めまい、心臓病、自律神経失調症、老人性認知症、不眠症、急性や慢性の肝炎、などにお勧めし、喜ばれています。動物生薬である「牛黄(ごおう)」が効くのです。

 

 

2008年9月 健康の金メダル

北京オリンピックも無事終了しました。「これを着たら速く泳げる!」「これを食べたら力が出る!」メーカーは有力選手の看板で、イメージ宣伝に必死です。本来、選手の実力は製品以前のものでしょう。幼い頃からの訓練や挫折の中で強い精神力を培い、勝ち得たものです。CMの製品は起死回生のものではないのです。健康作りや病気の回復も同じ事です。不摂生やストレスいっぱいの中では、健康は生まれません。まず、毎日の食事、運動、休養、睡眠、等の質やバランスの基礎が大事です。この基礎を元に体を補ってくれる、"健康医薬品"の摂取が役に立ちます。セオ薬局が半世紀にわたりオススメしている「薬用人参製剤」、「アミノ酸製剤」、「天然クマザサ製剤」は体の幹をしっかりさせ、枝・葉を元気づけてくれます。毎日が"ごちそう"で、"運動不足"では毒素がたまるので、これを中和したり、早く排せつする一方、新しく細胞や組織を合成する事が必要です。年齢と伴にひとは急発進が難しくなります。日頃のリズムや準備が予防へとつながります。

 

 

2008年12月 三種の神器

NHK大河ドラマ「篤姫」も、いよいよクライマックスを迎えます。大奥のトップ天璋院と、幼なじみで維新の功労者、小松帯刀の二人を中心とした人間模様は、物語としても史実としても、興味をそそられる内容でした。大きな権力が突然崩れ落ち、新時代の大きな波に翻ろうされながらも、命をかけ、時代を駆け抜ける姿には、熱く心を打つものがありました。7月号で「清心丸」という漢方薬に触れました。小松が妻のお近へ宛てた手紙に"清心丸" を送った事が記されているという内容でした。お隣の韓国では、「三種の神器」の中に1つとして、「各家庭の神棚には"清心丸"が具えてある」、と旅行の際耳にしました。(他、キムチ、薬用人参で三種)韓国での使用目的にビックリしました。脳卒中、全身不随、手足不随、言語障害、昏睡、顔面神経麻痺、口眼喎斜、高熱、人事不省、心悸亢進、呼吸困難、精神不安、自律神経失調症、神経性不安症、神経興奮症、神経性胃炎、神経性頭痛、神経過敏症、変性筋肉神経痛、坐骨神経痛、などでした。清心丸の主役の牛黄(ごおう)は来年の干支の「牛」からとれる動物性高貴薬です。

 

 

2009年1月 丑年

新年おめでとうございます。良い年をお迎えの事と思います。さて、今年の干支は「丑」です。牛由来の漢方薬に「牛黄(ゴオウ)」があります。牛の胆石で二千頭の中から一頭しかとれない貴重な薬です。他の動物からも採取されますが、牛のみが医薬品(日本薬局方)として効果が認められています。"ダイヤモンドより高い"高価な動物生薬なのです。古書「神農本草経」(生薬の分類、性格や効能が書いてある)には、"逐鬼(ちくき/鬼を追う)"、つまり"死なないお薬"とあります。強心、降圧、肝臓保護、抗炎症、解熱、鎮痛、鎮経、赤血球新生促進などの働きが認められています。元京都府立医大第三内科教室の松本仁幸先生の研究によると、牛黄は併用薬品の取り込みを良くする性質がわかっています。世界遺産、和歌山の熊野速玉大社の「熊野牛王符」の印色はこの牛黄を混ぜ込み、厄除け、家内安全の神札(おふだ)として喜ばれているようです。昨年は世界経済に激震が走り、今年の動向が気になるところです。牛に習いあせらずズッシリ構えたいものです。