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ちょっと役に立つ話「VDT症候群」って何?①


パソコンの作業と関連した目の疲れや精神的な症状を、総じてVDT症候群(ビジュアル ディスプレイ ターミナルズ)と言います。

肉体的な症状だけでなく精神的な症状も問題視されており、VDT症候群は全身に様々な症状をもたらすと言えるのです。仕事だけではなくプライベートでもスマホ・タブレットが普及し、私たちにとってこれからのIT機器は今では身近な存在となっています。スマホに関しては生活の一部のもはや「必需品」という人も多いのではないでしょうか。これらのIT機器の普及によって生活が便利になる一方で気になってくるのが「VDT症候群」です。

オフィスでのパソコン操作の時間が長くなっているだけでなく、自宅でもゲームやネットオークションなどパソコンに接する期間が長い現代人。目のしょぼしょぼ、充血、ごろごろするなど「目の疲れ」は慢性的で、仕方がないと思っていませんか? でも、実は、内面の健康状態や精神的な疲労が、疲れ目の症状として出るケースもあるのです。

大人だけではありません。友達とお互いに小型ゲーム機で遊んでいる子供も多く見かけます。

さらに電車に乗れば、すぐに携帯電話やスマートフォン、ノートパソコン、電子書籍リーダーを取り出す光景が当たり前になっています。布団に入っても眠る直前までスマートフォンを眺めている方も多いでしょう。携帯電話が出始めた頃は、メールと電話のみと機能が限られていて、画面上の文字も大きく、さほど目の負担も大きくありませんでした。しかしインターネット及びスマートフォンの普及や画面解像度の上昇、ゲームなどのコンテンツの充実、SNSの流行により、画面の情報量はどんどん増えて、また画面を見る時間も増えてきました。

私たちの生活は、いつの間にか目を酷使する環境に。それも目から20~30センチ以内の短い距離で目の筋肉を使い目は緊張状態に。これがまた眼精疲労の要因の一つになっています。