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ちょっと役に立つ話「梅雨バテ」


「梅雨になるとだるい、体調がすぐれない・・・梅雨バテかも」

晴れた日は何ともないのに雨が降ると頭痛などの症状がでる・・・その原因としてあげられるのが「気象病」。気象の変化によって症状などが悪化するのが特徴です。気象病にはもともとの持病の症状が悪くなるものと、病もないのに自律神経の乱れによって症状が出るものがあります。

気象病と関連のある持病としては、めまい、狭心症、低血圧、喘息、うつ病などが挙げられます。

また、昔から「雨の日は古傷が痛む」と言ったりもしますが、天気によって出たり消えたりする痛みは「天気痛」と呼ばれます。普段から痛みの原因を持っている場合に、気象の変化で痛みが悪化することがあります。古傷でなくても、頭痛、首や肩の痛み、関節痛、交通事故の後のムチウチの痛み、過去の怪我や手術による傷あとの痛みが出ることがあり、特に気圧が低くなる事で悪化することが多い傾向があります。実際に京都大学の疫学研究でも、関節リウマチの患者は気圧の変化が関節の痛み、腫れと関係しているといった報告があります。梅雨時の体調や気分の変化には、梅雨特有のじめじめ気候が関係しているのです。梅雨に憂うつになる原因を探ってみましょう。快適な湿度とはいったいどの程度なのでしょうか?

一般的に、冬は40~50%くらい、夏は50~60%くらいだと言われています。ところが、梅雨の季節の湿度はどうでしょうか?なんと家の外でも中でも「80%以上」になるといわれています。快適湿度よりも20%以上も高いのですから、気分が塞いで不快になるのは当然と言えそうです。

また梅雨時の不快感の原因は、湿度の高さだけではありません。この季節、家の中では湿度だけでなく、気温も”程良く”キープされるため、ダニやカビ等のハウスダストの温床になってしまうのです。

梅雨時こそ、掃除はこまめにすることが大切です。ホコリがたまりやすいところは特に念入りに掃除をし、室内の空気を快適に保つようにしましょう。湿気対策には除湿機を使うなどし、湿度をコントロールしましょう。

「体調を崩す原因と対策」

人の体には、恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。気温の変化に合わせて体温調節するのも恒常性のひとつ。気温は毎年4月頃から上がり始め、6月頃の体が暑さに慣れ始める頃に梅雨が始まります。

梅雨時は、雨の日は肌寒く感じたり、晴れ間は暑かったりと、気温や湿度が大きく変化します。オフィスなどのエアコン調整も難しく、極端な寒さを感じる場合、自律神経は特に乱れがちになります。その結果、体の恒常性がついていけなくなり、体調を崩してしまうことがあるのです。

「対策として」

○天気予報を見て雨が降る・降らないだけでなく、最低気温と最高気温をチェックするようにしましょう。気温差が大きいほどだるさや疲れを感じやすく、風邪もひきやすくなります。夜の気温が下がりそうな場合は1枚余分に持ってでかけるなど、衣類で調整して下さい。

○晴れている日は外に出かけましょう。仕事中でもお昼休みに少しだけ散歩するのもおすすめ。太陽の光に当たることで、体内時計が整えられ、睡眠の質も良くなります。憂うつになりがちな気分をリセットするうえでも有効です。

○お風呂に入って汗を流しましょう。梅雨シーズンは38~40度ぐらいのぬるめのお湯での半身浴がおすすめ。エアコンの効いた部屋にいると、皮膚の末梢血行が悪くなり、汗をかきにくくなります。外に出た途端、大粒の汗をかく人は汗腺の機能が落ちている可能性が。お風呂に入って、汗をたくさんかくと汗腺の働きが良くなるのです。これで上手に汗をかくことができ、熱を体に貯めにくくなります。汗をかくことで爽快感も得ることができます。