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2014年12月  健康十訓 少肉多菜


Aさんは肉と脂が大好きで毎食でも食べていると伺いました。
ある日皮膚のかゆみで相談がありました。
顔に軽くのぼせがあり、腹周りと背中、足腕に赤みと掻いたあとがあります。
皮膚科に長く通っていて、軟膏と飲み薬でかゆみは一時治まるが、またかゆくなり繰り返しているとのことでした。
肉好きは分かっていましたので、とにかく野菜をしっかりとること、それでも足りないので、クロレラの葉緑素の錠剤を毎食とること、出来れば肉の回数と量を控えること、などお話し、解毒のための漢方薬(煎じ薬)を差し上げました。
皮膚科のお薬は併用していただきましたが、三か月は同じ訴えが続き、なぐさめるのも大変でした。
徐々にかゆみが引き半年後には皮膚科の薬はいらなくなりました。

東洋医学では“四足動物等の肉食は血が濁る”と言いわれます。
濁りを中和するものとしてまず緑の野菜は欠かせません。
にんにくや玉ねぎなど消化酵素を含むものも消化の補助になります。
日本人は民族の特徴として腸が長い事と、主な食事の洋風化で食物繊維が少なくなり、便秘の人が多いのです。
正に大腸癌に直結します。ご注意を !

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎