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2016年8月 健康十訓 少言多行


現代は男女問わず、積極的に自分の意見を述べ、相手の話も聴き、討論する機会が多くなっています。
一方、昔のことわざに「沈黙は金」というものもあり、時と場合により選択が必要でしょう。「有言実行」は信頼を勝ち取る意味では大事です。
今月の表題「少言多行」は鹿児島弁で言う“議を言(ゆ)な”でしょうか?“理屈ばかりでなく実行を”という所だと思います。
“あの人は腰が軽い”と褒めたりします。常々動き回る事は関節を柔軟にしたり、筋肉を維持するのに役立ち、脳の活性化にもなります。筋肉は1年に1%づつ減少すると言われ、今50歳の人は60歳になると1割の筋肉がそげ落ちているのです!楽をして体に負荷をかけなければ筋肉がどんどん減って動けなくなります。
「多行」は“歩くこと”に置き換えてもよいでしょう。適度な運動を続けることは健康維持の近道となります。徳川家康が「人の一生は重き荷を負うて遠き道を往くが如し・・・」と述べています。人生の負荷を持ちこたえる体力や気力が必要ですね。
日本全国、高齢化のことも重なり、ひざ・腰・肩の痛みに関する健康食品、医薬品、療法、機器がビジネス化され毎日誰かがお世話になっています。とにかく毎日歩き続けることは必ず健康に役立ちます。歩く歩く。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎