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2010年5月 しゃっくりに柿蒂湯(していとう)


「しゃっくりが止まらなくて困っています。
お医者様から“カキノヘタ”が良いと言われました。と40代女性。
お尋ねすると、お父様が脳血栓で入院され、ある日から“しゃっくり”が出始め、3週間止まらないとのことでした。
「柿のヘタ」は鹿児島大学医学部旧第三内科(井形元教授)で研究され、大学からよくお買い求めにいらしていました。
しゃっくりは“横隔膜のけいれん”という生理がわかっています。きっかけは体の「冷え」が関係しているようです。よく見かけるのは、点滴、冷たい飲み物、果物のとりすぎ、等体が冷えてしゃっくりになるケースが多いです。
「もっと効く処方で『柿蒂湯』という同じカキノヘタが主薬の漢方処方があるので、1週間服用されて下さい。」とお伝えし、早速、煎じて頂きました。翌日お電話があり、「お陰さまで一日の服用でピタッと止まりました!」とお喜びの声でした。再発予防に残りも服用の指示をしました。
柿蒂湯は体を温め、よく効く漢方薬です。お悩みの方はぜひお試しください。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎