相談例集

皮膚

蓄膿で顔面痛みのある男性

Nさんは30代で身長185cm、体重100kgのりっぱな体格です。
学生時代のバスケットボールを今も現役で頑張っています。
本日は奥様と二人でご来店になりました。
長年の”蓄膿”でニオイがわからず、最近は副鼻腔に膿が溜まり、顔面から頭部に痛みが出て調子が悪いと顔をゆがめていました。
生活面をお尋ねすると、毎晩大好きなビールを大量に飲む事、牛乳も同様、常飲している事がわかりました。
アレルギー鼻炎もそうですが、夜は水分をとりすぎない、乳製品も治療に支障が出る事を説明の上、減らすようお願いしました。
「漢方薬」とクロレラ配合カルシウム剤を差し上げました。
三日程たって急に症状が悪化し、痛みがあるとの報告。
セオ薬局の痛みどめ「双竜散」で乗り切ってもらいました。
1ヶ月後、奥様が笑顔でご来店。「あの後、排膿が”ドッ“とあり、鼻が”サー“と通って頭痛や肩こりも”スー“ととれ、かなり楽になりました。」とお喜びの声がありました。
「もう少し体重が減れば!?」とのことで処方を変えてまた様子を見る事になりました。

2011年1月 アトピーの妊婦

M子さんは残暑厳しい中、知人の紹介でお母様と二人で来店されました。アトピーの悪化で皮膚が乾燥し、かゆみがひどく分泌物がありました。驚いた事には妊娠7ヶ月で、年末にはご出産と伺いました。胎児が心配でステロイドや他の化学薬品は使いたくないと、漢方薬をお求めでした。本来は妊娠前から体質改善をして治しておくべきだった事、産後母親の皮膚トラブルは軽くなる一方、毒素が子供へ回り、アトピーの発生が予想される事をお伝えし、アトピーに良い漢方薬を選択しました。併せて「養生法」、特に食べ物の注意をお願いしました。その後、経過は良好。出産真近、少し悪化のお母様の話。しばらくたったある日、ご本人からお電話ありました。「無事女の子を出産、母子共に健康で皮膚に問題もなくキレイ」とお喜びの声でした。生後6ヶ月までは母親の免疫が持続しますが、それ以降を考え、漢方薬の続服と体質・母乳をキレイにするクマザサエキス製剤をオススメしました。まずはめでたしめでたし。

 

 

Iさんと金の玉

7月に米寿を迎えられたI さん。色白でシミひとつない美人です。「今元気なのはセオ薬局さんのお陰です。」と有難いお言葉。30年程のお付き合いになるでしょうか?最初は不眠と自律神経失調の訴えで、漢方薬を服用されていました。しばらくはご夫婦でお越しのなっていましたが、ご主人が脳梗塞をされ、だんだんと自宅での世話(老々介護)が主になり、負担となりました。ご主人におすすめしていた、「金の玉」を"私の体の方が大切だから!!"と、ご自分用に毎日服用しだしてから、気力・体力、回復されました。ある日、顔半分を紫色にはらしてご来店されました。急いだ為、玄関で転んだ様です。早速、打ち身の漢方を処方しました。1週間後再来店。びっくりした事に、顔のアザがすっかり消えているではないですか!よくよく考えてみたところ「金の玉」ではないかと結論しました。毛細血管の流れが良くなり、うっ血がとれ、早く細胞が回復したものと思われます。本日は娘さんとご来店。夏の疲れのご相談でした。

 

2011年11月 大病を乗り越えて

Sさんは自分に厳しく他人に優しい思いやりあふれる女性です。平成10年、足のつりと膝痛で漢方薬をお求めでした。血圧が高く降圧剤も服用されていました。平成11年、検査で副腎の腫れを指摘される。自律神経症状があり漢方薬を処方しました。平成12年、副腎のホルモンが出過ぎるとのことで手術をすすめられる。しばらく漢方薬で調整していましたが、3年後手術に踏み切りました。術前、術後も漢方薬とアミノ酸製剤を継続されました。平成16年帯状疱疹、疲れがあったのでしょう。平成18年夏、ふら~として道路に座り込む。血圧が下がり過ぎたのか?病院から強めの降圧剤が処方され、現在も服用中です。大手術を乗り越え、あっという間に"傘寿"を迎えられました。「何でそんなに元気なの?」とよく言われるそうです。「お蔭様で」と控えめなご返事。時々関節痛や鼻水の漢方薬を服用しながら、アミノ酸製剤、クマザサエキス製剤、牛黄製剤を忘れずに服用されています。本日もお友達のNさんと仲良くご来店。店がパッと明るくなります。

 

2012年3月 膝の痛みがとれ、シミまでとれたご婦人

「膝痛」で久々ご来店のTさんはもう80代になられたとか。寒くなり、特に明けがた膝がうずくとのこと病院の循環器から血圧、不整脈、血液サラサラの薬が出ており、飲み合わせを考えながら、漢方薬と無臭ニンニク製剤を差し上げました。3日後「夜中、頻脈で気分が悪かった。」と漢方薬を返品。考えた末、代わりに、肝・心・腎の血液を良くする「カキ肉エキス製剤」を差し上げました。これがぴったり合ったのか、3ケ月後「すっかり痛みがなくなった。」とご報告。原因は「冷え」から来る血行不良の様でした。ところが以前からむくんでいた足のはれが急にひどくなり、利尿を考え、「霊芝製剤」を差し上げたところ、また頻脈で中止。敏感なお体にびっくりしました。病院の検査では異常なしでしたが、気になったので、知り合いの医師に紹介したところ、原因らしい指摘がありました。まだ先は見えませんが、痛みがとれた事に加え、顔や手のシミも消えたと喜んでおられました。肝臓機能が良くなった証拠です。

*その後、この方は"原因らしいところ"の処置を行ったところ、"象の足"のようにむくんでいたのがシュッとキレイに元の足の状態に治り、非常に感謝されました。医師の診かたでこんなに違うんだとつくづく思いました。「飲んでて良かったから」と、「カキ肉エキス製剤」と「無臭ニンニク製剤」は今もお続けです。

2013年5月 何かイイコト薬用人参

「困った時はセオ薬局さんに行きなさい!」牛黄の愛飲者だったお母様からYさんはよく言われていたそうです。体が弱かった事もあり、セオ薬局の現会長から「これを10年続けて飲みなさい。きっといい事があるから。」と当時言われ、もう20年以上薬用人参製剤をお続けになっています。「何かイイコトありましたか?」お尋ねしたところ、「フフッ!?」と笑みを浮かべ視線は天井へ。「ありましたヨォ~」「教えて下さい!!」「実は同窓会で・・・」この一言でピンと来ました。「自分1人だけ若かったのヨ!!」と目を細めて嬉しそうに小声でお答え下さいました。薬用人参は"人参七効"と言って、7つの薬能があると言われます。元気を補い疲れを早くとる、血を造り脈の力を回復、精神安定、体液の調整、肺を補い咳を止める、胃腸を丈夫にして下痢を止める、体内の毒を出して傷を治す、等です。ガンでは補助薬として服用することで、不思議に痛みが和らいだり、治療成績が向上する時が良くあります。

2013年12月 おけつ

健康維持や病気治療には「血液サラサラ」「血管しなやか」がポイントだ。逆に、血液の流れが悪くなり滞った状態を、漢方では"瘀血(おけつ)"という。瘀血は日常の生活習慣やストレスなどに起因するものが多い。高血圧症、動脈硬化症、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、がん、糖尿病、痛風、肝炎、腎炎、アレルギー疾患、膠原病、リウマチなど、すべて瘀血に関係がある。ストレスがかかると、血管は収縮し、血液の流れが悪くなる。数年前のこと、私にこんなことがあった。なぜか突然息苦しくて目が覚めた。不整脈と動悸に気がついた。そのころ、仕事の関係でストレスがあった。肩がこり、血圧が上がったのか頭痛がした。瘀血と判断し、漢方薬を飲んだ。中国で国家プロジェクトの一環として、比較的新しく開発された処方だ。頭痛や頭重、肩コリやめまい、動悸などは瘀血のサイン。漢方の得意とする分野である。もちろん瘀血にならないためには偏った食事に注意したり、運動を日ごろから心がけるのも大切だ。     (南日本新聞夕刊連載「思うこと」瀬尾昭一郎より抜粋)

2014年4月 私の漢方事始

小学一年生まで私はオネショが治らなかった。父が漢方薬を煎じてくれた。出来上がりに米あめを二個入れた。甘みはあったがおいしくなかった。子供のためにあめを入れてくれたと思っていたが、それが漢方薬の処方だった。母は胃が弱かった。果物など夜に食べすぎて、翌日胃の痛みを訴えることがよくあった。ある日、胃が重くて食欲がまったくなかった。胃がんではないかと疑った。父は漢方薬を煎じて飲ませた。大学を卒業した私は、ある漢方系製薬会社に勤めた。仕事でストレスや睡眠不足、酒が重なり体調を崩してしまった。体重が減り、胃痛でふらつき気力がおとろえた。口に周りのひげそりあとが化膿して赤く腫れあがった。漢方の勉強を始めたころだった。試行錯誤をしながら、一年後に回復した。自分の処方に自信を持った。父と同じ漢方の世界の入り口に私は立ったと思った。最近、漢方薬も身近になり、服用もしやすくなった。だが、安易な身近さではない大事な身近さになるよう、漢方の普及に努めたい。

 

2014年12月 健康十訓 少肉多菜

Aさんは肉と脂が大好きで毎食でも食べていると伺いました。ある日皮膚のかゆみで相談がありました。顔に軽くのぼせがあり、腹周りと背中、足腕に赤みと掻いたあとがあります。皮膚科に長く通っていて、軟膏と飲み薬でかゆみは一時治まるが、またかゆくなり繰り返しているとのことでした。肉好きは分かっていましたので、とにかく野菜をしっかりとること、それでも足りないので、クロレラの葉緑素の錠剤を毎食とること、出来れば肉の回数と量を控えること、などお話し、解毒のための漢方薬(煎じ薬)を差し上げました。皮膚科のお薬は併用していただきましたが、三か月は同じ訴えが続き、なぐさめるのも大変でした。徐々にかゆみが引き半年後には皮膚科の薬はいらなくなりました。東洋医学では"四足動物等の肉食は血が濁る"と言いわれます。濁りを中和するものとしてまず緑の野菜は欠かせません。にんにくや玉ねぎなど消化酵素を含むものも消化の補助になります。日本人は民族の特徴として腸が長い事と、主な食事の洋風化で食物繊維が少なくなり、便秘の人が多いのです。正に大腸癌に直結します。ご注意を !

 

2016年4月 いづろ店お陰様で30周年特別企画 お客様勉強会のお知らせ

「健康十訓」を連載中ですが今年度の「お客様勉強会」のお知らせを致します。
毎年御好評の"お客様対象の健康勉強会"は、お昼1時半から3時までいづろ店近く金生町ビルにて開催しています。今年も継続開催いたしますので、ご興味のある方は御参加お待ち申し上げます。会費は無料ですが事前御予約下さい。その時のメーカーからおみやげの商品をプレゼントしています。4月21日(木)「冷えと疲れと低体温と免疫に薬用人参」、5月19日(木)「天然アミノ酸で健康長寿を伸ばそう」、6月19日(日)「わははと笑って健康長寿 笑う門には免疫アップ」、7月21日(木)「今年の猛暑もかき肉エキスで乗り切ろう」、8月18日(木)「筑後種天然クロレラで母乳育児・腸内環境」、9月15日(木)「~膝・腰・肩の痛みに朗報~痛みの原因を取り除く無臭にんにく製剤オキソピタン療法」以上6講演を企画致しました。この中で、お陰様で「いづろ店」が"30周年"を迎えるにあたり、特別企画としまして"あの「三遊亭歌之介」師匠"をお呼びし、同日"笑って健康"をテーマに寄席を企画しています。御応募はいづろ店、真砂本町本店にお問い合わせ下さい。

 

2017年6月 ジンマシンが治らない

Sさんから電話相談があったのはクリスマスの飾りつけが始まる頃だったと思います。「ジンマシンが長引いて治らない」という訴えでした。一度ご来店くださいと、予約をとりました。子供のお世話をされているとのことで、丁寧で目が優しい女性でした。足や背中、腹に“赤いみみず腫れ”が不定期に出るそうで、他の薬局でもらった漢方薬で返ってひどくなり、セオ薬局にこられたようでした。皮膚科から痒み止めの内服と軟膏も出ていますが、変わらないとのこと。血液検査をお持ちでしたので拝見したところ、肝臓と胆嚢の数値が上昇している事がわかりました。セオ薬局で製造している漢方薬とクマザサエキス顆粒をお出ししました。最初の15日は変わらず。次の15日は出ない時がある。そのあと風邪をひき、クリニックでの薬、3カ月経過、出なくなった。漢方薬が飲みにくい。まだ続けましょう。4カ月め処方変更、安定。すっかり良くなり漢方薬は卒業。クマザサエキス顆粒は体質安定で続けて下さい。インフルエンザがはやっており、「粘膜の抵抗力強化」におススメしました。

セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎

2018年5月 「全身の皮膚炎で自殺まで考えた男性」その1

Uさんが奥さまと一緒に見えたことを思い出します。医師からのこ難しい診断名のメモを見ながら、一生懸命今までの病歴をご説明されました。きっかけはちょっとしたことでした。水虫の内服薬を数年続けているうちに、肝炎を引き起こし、緊急入院。肝臓は治ったけれども今回の皮膚炎となり、皮膚科を何軒も回ってやっとセオ薬局にたどり着いたらしいです。この間10年ほど時間が流れています。顔ですが頬を中心に真っ赤で、頭はふけがパラパラ落ち、手はひび割れて痛々しい様相です。体もかゆみと、ところどころ引っ掻いてキズがいたるところに。汁が出ているところもあり、かなり重症でした。水虫薬からの肝炎までの流れは薬の副作用の様ですが、仕事が忙しかった事もあり、疲れが重なった結果だと思います。早いうちに水虫薬を止めていればここまでには至らなかったかもしれません。処方箋を受けていた薬剤師も責任があるのでは?「いくら治療しても皮膚が良くならず、自殺まで考えた」とおっしゃいました。


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎

2018年6月「全身の皮膚炎で自殺まで考えた男性」その2

炎症があって、熱や赤みがひどいので漢方薬、血の熱が強いので、冷やす葉緑素製剤、手の保湿に専用のローション等最低限のものをお出しし、油脂類等を避けるよう食事指導を徹底しました。「回転すしはどうですか?」質問がありました。あとでよくよく調べ、やはり我慢をするように伝えました。翌月おみえになりました。外見はそんなに良くなっていませんでしたが、表情は明るく、「だいぶ良くなった!」とおっしゃって下さいました。おそらくかゆみ、ほてりがいくらか治まったのだと想像しました。それから数カ月毎月定期的にお見えになり、少しずつ快方に向かっています。暑くなる頃からでしたので、自分の汗でかゆみが出たり、仕事で帽子をかぶるため、汗とよごれまみれになり心配しましたが、なんとか切り抜けました。お孫さんが遊びに来るので、その手でだっこするのが楽しみだとおっしゃっていました。


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎

2018年7月「お客様勉強会御礼」

お陰さまでいづろ店も6月19日をもちまして、開業32周年を迎えました。今年最初のお客様勉強会を6月21日に開催しました。今回は日東薬品工業の中條幹夫先生に、「新発見!!細胞は若返る!!ALAで身体の中からイキイキ」という演題で御講演頂きました。体の細胞は36兆個あると言われ、「ALA(アラ:ガンマアミノレブリン酸)」は、1個1個の細胞の中にある体の活力エネルギーを作る工場「ミトコンドリア」に作用し、低下気味の代謝を上げてくれる事がわかっています。冷え症や低体温の方が服用すると体が温まり、汗をかく人もいるようです。疲れやすかったり、気力低下しやすい方にも良いとのことです。体力低下しているガンの治療をされている方の補助としても役に立つと思われます。白い小粒の錠剤ですが、ものすごいパワーを持っていることにびっくりします。新商品で液体ドリンクも開発され、広い応用が期待されます。先日ご参加いただいた方の感想では、「良く寝られるようになった!」、「体調が良くなり元気が出た!」「体が温まった!」等、お喜びの声を実際頂いています。個人的な感想ですが、「牛黄(ゴオウ)」の作用に似ているような気がします。ゴオウは起死回生の薬として群を抜いて鋭い効果を発揮する事がわっていますが、最近急に輸入困難になり、仕入れ値がつり上がり品薄状態です。ゴオウの代用として「ALA」を使って良いのではと思っています。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎