相談例集

皮膚

皮膚病

にきびの16歳女学生

雑誌で見た「薬用清拭剤液」がセオ薬局にあったので、買いました。
店員さんに、マイルドソープや、フォンテリーパックもすすめられ、食事指導や気をつける事を教わりました。
今 2 週間くらいですが、いいみたいです。続けてみます。
ひどい人は、漢方薬が良いそうですが今は「薬用清拭剤液」シリーズで様子を見ます。

吹き出物の治らない28歳男性

営業の仕事で、毎日不規則な生活。夜脂の多い食事が多い。
ある時から、頬に吹き出物ができ、皮膚科で軟膏と飲み薬 ( 抗生物質など ) もらい、ほどなく治る。
2 年ほどこういう事を繰り返し、やがて、顔いっぱい吹き出がでたまま、治らなくなる。たまらなくなり、相談に診える。

まず、生活習慣を正す事として、夜の食べすぎ、寝る前に食べない、脂物や、インスタント、パン、ナッツ類、コーヒー、チョコレート、ココアなどを控える。
よくかむ。アルコールはほどほどに。風呂にしっかり入る。洗顔を徹底する。など指導。

漢方薬顆粒 1 ヶ月分、天然アミノ酸製剤液、クロレラカルシウム製剤液、筑後産クロレラ製剤液、洗顔に薬用清拭剤液、消毒汚れ落としに薬用清拭剤液をお勧めしました。
最初の段階で、 3 ヶ月様子を見ると申し上げましたが、案の定良くなりませんでした。
吹き出物がひどすぎるのと、生活があまり変わっていなかったからです。再度詳しく指導し、あと 3 ヶ月頑張るように励ましました。

そして、最初から 6 ヵ月後、顔の額、頬の化膿と赤みがスーと引き確実に良くなっていました。
そして 1 年後みごと吹き出はなくなり、痕が残る程度でした。
これも漢方薬を 1 年ほど飲み、すっかり良くなって結婚されました。
かなりひどかった方でしたが、よく頑張られたと思います。

いぼ

左手親指根元のいぼがとれない高校生

1 年くらいいぼが取れないとの事で来店。
手の甲親指根元近くに径 5 ミリ位のいぼができている。
いぼとり用の自家製軟膏とヨクイニン顆粒をさしあげる。
なかなかしぶとく、いぼがふやけるが、なかなかとれなかったが、本人も根気強く続け、 1 年後きれいにいぼがなくなる。
めでたしめでたし。

湿疹

頭部湿疹の35才主婦

二回目の出産後、頭部に脂漏性の湿疹ができる。
中肉で色白、食べ物は甘いものを好む方で、野菜不足もあるとの事。
漢方薬と「クロレラカルシウム製剤錠」を服用して頂き、食べ物も正しくしてもらう。
服用2週間後ぐらいで脂漏は治まり、かゆみもとれ、大変喜ばれる。
「クロレラカルシウム製剤錠」は子供への母乳のこともあり、継続中。

脱毛

円形脱毛の60代男性

会社倒産のうわさを耳にする。注意しているとF氏の脱毛が激しくなり、ついに 1/2 は抜け落ちた様子。そこで相談となる。
不眠もあるので、漢方薬顆粒と天然アミノ酸製剤液「 6 カ月ですよ」と伝える。
正月お会いすると、黒い物が毛根からいっせいに生えている。 5 カ月たっている。
円形脱毛は「気」の問題。

アトピー

アトピー性皮膚炎に悩む41才女性

皮膚科を転々とする。病院内で患者さんの紹介で来店。手首と首回りがひどく、見るからにかゆそう。先ず「食」を正すことから始め、漢方薬顆粒(T、U)を交互に服用。患部に「天然クマザサ濃縮エキス液」を塗って頂く。服用3~4ヶ月、発疹は目立たなくなり、カユミが治まった。その後も「天然クマザサ濃縮エキス液」と「クロレラカルシウム製剤錠」を継続。

アトピー性皮膚炎の15才女性

中学1年生の頃より、両腕、両足にひどく発疹。かゆみのために集中力に欠ける。漢方薬顆粒と「クロレラカルシウム製剤錠」を服用。約3カ月後には、かゆみはほとんどなくなり、赤みは少し残る程にまでになった。食べ物の注意が大事。

アトピーの妊婦

M子さんは残暑厳しい中、知人の紹介でお母様と二人で来店されました。
アトピーの悪化で皮膚が乾燥し、かゆみがひどく分泌物がありました。
驚いた事には妊娠7ヶ月で、年末にはご出産と伺いました。胎児が心配でステロイドや他の化学薬品は使いたくないと、漢方薬をお求めでした。
本来は妊娠前から体質改善をして治しておくべきだった事、産後母親の皮膚トラブルは軽くなる一方、毒素が子供へ回り、アトピーの発生が予想される事をお伝えし、アトピーに良い漢方薬を選択しました。併せて「養生法」、特に食べ物の注意をお願いしました。
その後、経過は良好。出産真近、少し悪化のお母様の話。
しばらくたったある日、ご本人からお電話ありました。「無事女の子を出産、母子共に健康で皮膚に問題もなくキレイ」とお喜びの声でした。生後6ヶ月までは母親の免疫が持続しますが、それ以降を考え、漢方薬の続服と体質・母乳をキレイにするクマザサエキス製剤をオススメしました。
まずはめでたしめでたし。

アトピーの女の子

Sちゃんは、運動が好きで、活発な小学3年生です。お母様と来店されたのは、まだ暑さの残る秋の頃でした。
日焼けはしていますが、腕や背中、足の関節部分がかさついてかゆみがあり、夜はかきむしって寝られないとのことでした。いたるところにかきキズがあり、夜のお母様の格闘の様子が想像されました。
セオ薬局に来るまでは皮膚科でステロイド軟膏をもらったり、健康食品の○●が良いと言われ服用したりしましたが、結局良くならないとのことでした。早速、漢方薬とアミノ酸製剤、カルシウム製剤を飲んでもらう事にしました。
1ケ月経過、調子良い。2ケ月経過、赤みが消え、正常な皮膚の様子が確認できました。
この子が良かったことでと、B様をご紹介下さり、現在2回目のご注文を承っています。
アトピーは食品が重要なポイントのひとつです。特に、コーヒー、ココア、チョコレート、チーズは中止してもらっています。気になる方は、是非ご相談ください。

健康十訓 少肉多菜

Aさんは肉と脂が大好きで毎食でも食べていると伺いました。ある日皮膚のかゆみで相談がありました。
顔に軽くのぼせがあり、腹周りと背中、足腕に赤みと掻いたあとがあります。
皮膚科に長く通っていて、軟膏と飲み薬でかゆみは一時治まるが、またかゆくなり繰り返しているとのことでした。
肉好きは分かっていましたので、とにかく野菜をしっかりとること、それでも足りないので、クロレラの葉緑素の錠剤を毎食とること、出来れば肉の回数と量を控えること、などお話し、解毒のための漢方薬(煎じ薬)を差し上げました。
皮膚科のお薬は併用していただきましたが、三か月は同じ訴えが続き、なぐさめるのも大変でした。徐々にかゆみが引き半年後には皮膚科の薬はいらなくなりました。
東洋医学では“四足動物等の肉食は血が濁る”と言いわれます。濁りを中和するものとしてまず緑の野菜は欠かせません。にんにくや玉ねぎなど消化酵素を含むものも消化の補助になります。
日本人は民族の特徴として腸が長い事と、主な食事の洋風化で食物繊維が少なくなり、便秘の人が多いのです。正に大腸癌に直結します。ご注意を !

2013年4月 帯状疱疹に漢方とアミノ酸と牛黄と

しばらくOさんのお顔を見ないなぁと思っていたところ、フッといつもの笑顔でご来店。「どうかされましたか?」「帯状疱疹だったんです!」「あら?まあ!」腹部右側がチクチクしたので虫刺されだろうと放っていたところ赤みが広がり、皮膚科へ。内服薬と軟膏で経過は良かったが、ピリピリした痛みが走るとの訴えでした。帯状疱疹は「ヘルペス」とも言われ、神経節に潜んでいたウイルスが活性化して、皮膚炎とただれが広がって行きます。後遺症として神経性の痛みが残ることが多いです。昔は体一周すると死ぬと言われていましたが、現在は、良い抗ウイルス薬が開発されています。疲れ、ストレスなどがベースとなって体力が落ち、結果、免疫力も落ち、発病します。この流れは"ガン"とも関連しますので十分な注意が必要です。ご高齢の方が多いですが、若い方も目につき、再発を繰り返すことがあります。早速、専門の「漢方薬」、皮膚や神経の原料「アミノ酸製剤」、神経や気の流れを良くする「牛黄製剤」を差し上げ、体力回復を待つことにしました。冷えないよう保温も大事です。

 

ニキビで悩む高校生

やせ形で二枚目のA君は顔一面ニキビが花盛り。特にほおは真赤な丘疹が多発し、一部黄色く化膿していました。
口周り、額、あごにも続いています。
ここ1年は皮膚科の軟膏を使ったり、テレビ宣伝の“プロアクテ○ブ”を使用しているが、なかなか良くならないとのことでした。
生活習慣をお尋ねしたところ問題は食べ物でした。
ピザとコーラが大好物。牛乳とパンとインスタントが頻繁。脂肪・糖類がかなり多い様でした。
皮膚直接は専用の石鹸で洗い、“皮膚専用清拭剤”で消毒すること。
内服として、ニキビ専用の漢方薬、油脂類中和にクロレラ製剤、皮膚の原料となり体の成長や脳の発達に良い天然アミノ酸製剤をお渡ししました。
体質改善に4ケ月かけること、食生活の早い軌道修正をお願いしました。
A君は重傷で目安がつくのに6ケ月はかかると思います。
元はきれいな皮膚をしていたということでしたので、必ず良くなることをお伝えしました。

顔のアレルギー

Kさんはいつもニコニコ、ちょっと控えめなかわいいおばあちゃんです。
夏の盛り、真っ赤な顔で左目をお岩さんのようにはらして来店されました。原因は不明。ここ1カ月で激しいアレルギー症状が出て、 顔全体、特に頬がかゆいとのことでした。つい2~3カ月前までK医院の処方箋で帯状疱疹後の漢方薬を数年継続されておられましたが、体調もすっかり良くなったのでと止めてしまった後のことでした。
とりあえず漢方薬と天然クマザサ濃縮エキス製剤を1か月分差し上げ様子を見ました。1カ月後、目のまわりのハレがすっきりとれ、いつもの笑顔のKさんに戻っていました。まだ頬のかゆみは残っているとのこと。2カ月目、かゆみもとれ、だいぶ安定しているが継続するとのこと。
相談の中でわかったのですが、以前からチョコレート、チーズ、パンが好きでよく口にしていらしたようです。アレルギー再発防止のため今度ばかりは我慢してくださいとお願いしました。

体臭の気になる方

気温の上昇に伴い、男女に限らず「オ○レミン」のお求めや、問い合わせが多くなりました。俗に「わきが」に使用する商品です。
思春期から活動を起こす“アポクリン腺”から出る汗が細菌によって分解され、臭いを発するものです。梅雨の高温多湿の時季からなつにかけて特に多い体の悩みです。本来、体の臭いは、他の仲間と区別する手段のひとつでした。現在は心地よい香りは受け入れられますが、不快なニオイは嫌われるのです。
時々すれ違いざまに、“プーン”と体臭のする人がいます。「あーこの人はパンと牛乳の食事が多いなぁ!?」とすぐにわかります。そう、食事と体臭は関係があります。肉類、脂質の多い人、乳製品の多い人、コーヒーなどの刺激物が多い人は血液ドロドロ(瘀血 おけつ)状態の人が多く、毛穴からニオイが吹き出して来るのです。
この「体臭」を中和するものがクマザサエキス製剤です。パンダの食べるクマザサの葉から採った深い緑色の濃縮液です。効能・効果に「口臭、体臭の除去」がしっかりうたってあります。気になる方はぜひお試しを!もちろん並行して食事内容にも気を配ってください。

2007年8月 養生食べ方学パート2「はじめに」より

平成12年の初版本は、"アレルギー"や"アトピー"をメインに据えましたが、今回の再編出版では、さらに次のものを加えました。「ひざ・腰痛」、「坐骨神経痛」、「脳血栓・脳出血後の手足のまひ」、「メニエール・耳鳴り・自律神経失調症」、「メタボリックシンドローム」、「血液ドロドロに関する要因」、「肝炎をめぐる話」などです。それから、「ガン」の頁数を増やしました。それにしても「ガン」が多すぎます。生活習慣病やメタボリックシンドロームというのは、すべて、"食べ方"の問題であったと断じて良いのです。それではどうするのか?本書が加勢します。私どもの薬局でも社員が増えました。「もの」を売るドラッグと違い、薬学的な知識、漢方的な知識が求められます。レベルの高い、均等で質の高い"答え"が用意されなければなりません。なにはともあれ、まずは"健康"です。

 

 

2008年1月 子供の食べ物

赤ちゃんは母乳ですね。牛乳は"牛の"赤ちゃんのものです。離乳は決して急ぐ必要はありません。赤ちゃんの全ての消化機能が整ってくると、タンパク質も消化できるようになります。赤ちゃんの腸は未消化のタンパク質をアメーバのように取り込んでいく性質("パイノサイトーシス"という。日本語訳がない。)をもっているのです。これはアレルギーの原因となる「抗原」になりかねません。歯が生えはじめた頃、消化力がついてくるわけですね。子供時代は小魚や昆虫しか捕らえることができません。猪、鹿、くじらなどは、大人たちが共同で狩りをして食べられるものですね。年齢や体力に応じ、食事の中身が変わってくるべきなのです。我々の祖先は食べられない時代を耐えて生きて来たのです。毎日がごちそうの現代は長い長い歴史から見ると異常なのです。

 

 

2008年12月 三種の神器

NHK大河ドラマ「篤姫」も、いよいよクライマックスを迎えます。大奥のトップ天璋院と、幼なじみで維新の功労者、小松帯刀の二人を中心とした人間模様は、物語としても史実としても、興味をそそられる内容でした。大きな権力が突然崩れ落ち、新時代の大きな波に翻ろうされながらも、命をかけ、時代を駆け抜ける姿には、熱く心を打つものがありました。7月号で「清心丸」という漢方薬に触れました。小松が妻のお近へ宛てた手紙に"清心丸" を送った事が記されているという内容でした。お隣の韓国では、「三種の神器」の中に1つとして、「各家庭の神棚には"清心丸"が具えてある」、と旅行の際耳にしました。(他、キムチ、薬用人参で三種)韓国での使用目的にビックリしました。脳卒中、全身不随、手足不随、言語障害、昏睡、顔面神経麻痺、口眼喎斜、高熱、人事不省、心悸亢進、呼吸困難、精神不安、自律神経失調症、神経性不安症、神経興奮症、神経性胃炎、神経性頭痛、神経過敏症、変性筋肉神経痛、坐骨神経痛、などでした。清心丸の主役の牛黄(ごおう)は来年の干支の「牛」からとれる動物性高貴薬です。

 

 

2009年1月 丑年

新年おめでとうございます。良い年をお迎えの事と思います。さて、今年の干支は「丑」です。牛由来の漢方薬に「牛黄(ゴオウ)」があります。牛の胆石で二千頭の中から一頭しかとれない貴重な薬です。他の動物からも採取されますが、牛のみが医薬品(日本薬局方)として効果が認められています。"ダイヤモンドより高い"高価な動物生薬なのです。古書「神農本草経」(生薬の分類、性格や効能が書いてある)には、"逐鬼(ちくき/鬼を追う)"、つまり"死なないお薬"とあります。強心、降圧、肝臓保護、抗炎症、解熱、鎮痛、鎮経、赤血球新生促進などの働きが認められています。元京都府立医大第三内科教室の松本仁幸先生の研究によると、牛黄は併用薬品の取り込みを良くする性質がわかっています。世界遺産、和歌山の熊野速玉大社の「熊野牛王符」の印色はこの牛黄を混ぜ込み、厄除け、家内安全の神札(おふだ)として喜ばれているようです。昨年は世界経済に激震が走り、今年の動向が気になるところです。牛に習いあせらずズッシリ構えたいものです。

 

 

2009年3月 花粉アレルギー

先月、花粉症を含めた"鼻炎、皮フ病、かゆみ、アトピー"の新聞折り込みでチラシをまいたところ、多くの反響がありました。「"アレルギー"でお困りの方が多いのだなぁ!?」と実感しました。花粉症もですが、新聞記事で、「アレルギー反応起こしやすい食品として、卵や乳、小麦、そば、落花生、エビ、カニの7品目を摂りすぎないように注意!」という内容が目にとまりました。もちろん、花粉症の原因は食品ばかりではなく、もっと広い範囲での"生活習慣"がベースとして考えられます。例えば、睡眠不足、運動不足、冷え、疲れ、ストレスなど、以上の習慣から少しずつ問題が積み重なり、不快な症状を引き起こすベースとなるのです。これらは、もっと視野を広げると、話題の「メタボリックシンドローム」、後戻りできない「動脈硬化」。重い病気の「ガン」などの対策とも言えるポイントです。漢方薬や健康増進医薬品や天然医薬品は、"ころばぬ先の杖"になります。

 

 

2009年7月 汗と水毒

6月下旬から7月中旬にかけては、気温とともにジトジトと蒸し暑く、汗をかいてもベトつき、サラリと乾燥しません。汗が濃く、自分の汗で"かゆみ"さえ出ます。そう!"あせもサマーローション・セオ"の出番です。一晩で"あせも"がカラッと治ります。本来、汗は毛穴から老廃物を出し、皮脂等の清掃もしています。"あぶら"は夏の熱い日差しで酸化されやすく、シミやソバカス、よごれの原因となるのです。汗をかく事は皮膚をキレイに保つ大切なコツです。しかし、冷房で汗を止めてしまうと、水分が体内に溜まり、体力のない人は"ふらつき"や"めまい"、"動悸"などの症状が出る人がいます。漢方で言う「水毒」という病気です。これに用いる漢方薬がいろいろありますが、元気のある人であれば、運動や風呂、サウナ等で汗をグッショリかくことです。ケロッと良くなるはずです。水を大量に飲むと体がキレイになると思う人もいますが、汗や尿などの排泄が伴うので、個人差があります。水1つにしても考えて飲む必要があります。

 

 

2009年9月 お薬のご相談は〇〇〇へ

覚醒剤取締法違反でタレントの酒井法子が逮捕された事件は、まだ記憶に新しい事でしょう。高感度や清潔感が高い女優でしたので、非常に残念でした。危険な薬物の恐ろしさをわかってもらうため、学校薬剤師として、「薬物乱用防止授業」を中学校で受け持っています。麻薬や覚醒剤、MDMAほか、たばこもこの一種となります。ちょっとした好奇心から抜けられなくなる恐さを伝えています。鹿児島でも組織での大麻栽培の報道があり、身近な所でとんでもない事が行われている事実を知ってもらいました。今年6月、60年ぶりと言われた薬事法改正が行われました。薬剤師の扱え商品が、医療用医薬品(医師からの処方箋薬)、一般用 要指導医薬品、第1類医薬品(2類以下も同様)として明示されました。この他、薬局医薬品(自家製剤)、毒物劇物薬などは従来どおりです。本来「薬」は治したり、体を楽にするものです。正しい使用方法や容量、安全性や副作用の知識や指導の中で初めて有効性が発揮されます。薬剤師の今後の活躍が期待されます。

 

 

2010年3月 私の体験パート1

たまには、私体験もご紹介しましょう。大学卒業後、1部上場の製薬会社T社に入社。長崎で営業(プロパー)をしていました。朝は卸で打ち合わせ、昼は医師へのセールス、夜は勉強会の世話や接待と、気力と若さで頑張りました。1年も経過したころから、胃の痛みや腹痛、下痢、首肩のこり、血圧上昇等の体調不良が生じ、ちょうど2年で退職し、家業を継ぎました。退職前後から顔面のひげそりあとが赤く腫れ、毛根の化膿がひどくなりだしました。消毒や軟膏でもなかなか改善が見られず、困りはて、漢方薬や胃腸薬をいろいろと試すことになりました。ある日父が、「アミノ酸製剤を飲んでみては?」とアドバイスをくれ、O胃腸薬と共に常時続けていくことにしました。半年くらい経ったでしょうか?胃腸の不快感がだんだんとれ、顔の膿痕が少しずつ消え、しだいに赤みも焼失しました。1年後にはやっと完治したのでした。振り返ってみれば、仕事のストレス、超睡眠不足、不規則で好き勝手な食事、大量のアルコール等々、悪い原因が複合した結果でした。よく体が保ったなぁと回想しています。おそらく、ガンの基礎ができていたことでしょう。

 

 

2010年8月 消えたシミ

三女が幼稚園時に描いた家内の似顔絵には、右ほおに5円玉大の黒い"シミ"が正直に描いてあります。時は流れて今、彼女のほおには何もありません!なぜでしょう!?本人にインタビューしてみましょう!! Q: 気になっていたことと思いますが、皮膚には何かぬっていましたか? A: 社内勉強会で紹介のあった、"ACL N"(30g 5000円、ふっくら保湿 ハリと輝き アルジレリン、低分子コラーゲン、セラミドⅢ、合成界面活性剤フリー、ボトックス作用があるといわれる)を念じながら、毎晩すり込みました。(笑) Q: それだけで良くなったのですか? A: 子育てと仕事でとても疲れやすかったので、義父のススメでカキ肉エキス製剤を服用し始めました。海の天然ミネラルが、肝臓や腎臓の動きを良くして細胞に活力を与えます。Q: 他に何かありますか? A: 主人が愛飲しているアミノ酸製剤、子供に飲ませているクマザサエキス製剤、店頭で評判の薬用人参製剤などいろいろ併用を続けました。Q:  体調が良くなったのですね! A: 最近ワインが飲めるようになったんです!アルコールは弱いんですが、多分総合的に肝機能が向上し、肝斑(ほおの黒いシミ)の原因のメラニン色素などの分解が早まったのでしょう。表面の皮膚だけでなく、内部の強化やケアが伴って良くなったのだと思います。気になる方は、セオ薬局の美容担当者にお声かけ下さい。

 

 

2010年10月 化膿して痛むご婦人

ある暑い昼、色白で小柄な60代後半のご婦人が来店されました。1ヶ月抗生物質を服用しているが、化膿が治らないということでした。「どこが悪いのですか?」とお尋ねすると「おへその奥がはれて痛い」とのこと。「何か消毒剤がほしい」とのことでした。抗生物質が効かないのは深い部分に炎症があり、消毒剤だけでは力不足です。大事をとった方が良いと説明し、"膿を排泄"する事と体質改善をオススメしました。セオ薬局で自家製造の漢方薬「排膿散」を1週間分、直接の部分はクマザサエキス製剤で湿布し、服用もしていただきました。4日程たった頃でしょうか?ご本人がわざわざご来店になり、「お陰様でシル(膿)がドッと出て楽になりました。」とお喜びの声でした。再発の事も考え、漢方薬は飲みとり、クマザサエキス製剤の服用は継続する事をオススメしました。また、食べ物で甘いもの、もち米、体を冷やすものはしばらく中止していただくようおねがいしました。正直なところ、漢方薬がこんなに早く効くとは思っていませんでした。