その他
健康十訓 少車多歩パート3 その1
骨・関節・筋肉・神経(脊椎・脊髄を含む)など運動器の働きが衰えると、生活の中の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなります。この様子を「ロコモティブシンドローム」と呼んでいます。 […]
健康十訓 少車多歩パート2 その2
右大腿部の弱りから来る膝の故障であることがわかったのは7~8か月たってからでした。テニスの休憩中も休まずスクワット様の軽い運動をこまめに行ったり、膝を高く交互に上げて太ももの筋肉を意識しました。風呂ではゆっくり筋肉をほぐ […]
健康十訓 少車多歩パート2 その1
私事ですが、三年前の春、急に右足膝に痛みが出て歩けなくなりました。膝の内側の骨が痛み、2~3歩でうずくまるほど痛みがありました。原因がわかりません。椅子に座っている事が多い、足の冷えが強い、ストレス、背中のひどいコリ等が […]
健康十訓 少車多歩パート1
東京の人はとにかくよく歩きます。安くて便利な電車や地下鉄が普及しているので、階段を上っては下り、移動に歩く歩く。一方、地方ではどこに行くにも自家用車という方が多いようです。最近は商店街がさびれ、スーパーが遠いのでR […]
健康十訓 少衣多浴パート3
一週間に数回体全体を温めることでは、元鹿児島大学医学部T教授が循環器病患者を対象に「和温療法」を開発されたことを思い出します。まずは治療の必要な方になりますが、60度の低温サウナで15分入り深部体温を1度上げ30分保温、 […]
健康十訓 少衣多浴パート2
「毎日風呂に入りなさい。睡眠時間を減らしてでも風呂に入ること。寝る前に全身の血流を良くし、肝臓、腎臓で血液の”濾過”をすることです。」とよく漢方の師匠が話されていました。現代人は冷暖房や運動不足等 […]
健康十訓 少衣多浴パート1
小学校の時、冬でも夏服の半そで半ズボンで通した同級生がいました。最初は”冬服を買うお金がないんだ”と子供心に思っていましたが、本当は、一部目立ちたいのと、”寒中鍛錬”のため […]
少食多噛 パート4
成長期は栄養分を必要とするため、たくさん食べることが大切ですが、一旦成長が止まり人生後半の下り坂では、若い時に比べその必要がないのです。体の代謝が落ちる一方、省エネの体になっています。少ない量で消化し、効率よく生かします […]
少食多噛 パート3
健康食品、一般食品を液体やカプセルの形で”飲む”宣伝がよく目にとまります。一気に飲みこむと噛む行為が無くなり、胃の消化から始まるので、胃腸に負担がかかります。先日、「医師から”くろずの […]
少食多噛 パート2
噛むためには歯が丈夫で揃っている事は大事です。人の歯は何本あるでしょう?大人の歯では、門歯4本、犬歯4本、小臼歯8本、大臼歯12本(親知らずあれば16本)が標準です。肉食の多い欧米人は犬歯が、穀物中心の東洋人は臼歯が発達 […]
健康十訓 少食多噛パート1
今回の題目は、健康十訓の中で現在の日本人に最もお勧めしたい成語の一つと思います。日本では胃腸薬が昔から良く愛されています。日本人は繊細な性格に伴い、胃腸も弱いと言われ、胃薬が手放せない民族です。また、西洋人に比べ日本人は […]
創業60周年の記念湯呑と『健康十訓』について
“健康”は失ってみてしみじみわかるものです。”一病息災”持病があっても大事に気をつける事(養生)で長持ち(長生き)することはよくあります。昨年はセオ薬局創業60周年の記念と […]
薬用竹節人参(やくようちくせつにんじん)発見と 一官何欽吉(いっかんかきんきつ)の由来
当家の祖先、漢方医一官何欽吉は、正保3年(1646年)日本ではじめて「薬用竹節人参」を発見しこれを使用した、日本における”薬用竹節人参発見使用の第1号”である。今を去る370年の昔、明末の乱をさけ […]
書き終えて
新聞社から「思うこと」の原稿依頼があった。毎週の掲載なので負担を感じたが、一つの勉強と思ってお引き受けした。内容は専門の漢方を中心に進めることにした。色々考えて、最初に「牛黄」のことを書いた。貴重な動物生薬なので、きちっ […]
はじめに
漢方薬を手軽に服用できるように、薬の形状も変わってきた。「エキス顆粒」は、煎じ薬を乾燥したものだ。これを固めて作ったものが「錠剤」。他にドリンクやカプセルがある。そのためにか服用する人が増えて来た。効果の点で考えると、古 […]
当帰の花
夏の事だった。わが家の「当帰」が腰ほどの高さになり、白い小花が集まって、開いた傘のような姿をしてあたりを明るくしていた。生命の勢いを花に感じた。当帰はセリ科の植物で、特有のプーンとした芳香を持つ。「漢方のニオイ」と言われ […]
漢方薬と民間薬
薬草を乾燥させたものを生薬という。げんのしょうこ、せんぶり、どくだみ、はぶ茶、はとむぎは、よく知られた生薬だ。これらは民間薬である。民間薬は口伝えや個人の経験により、一種類の生薬で普通用いられる。漢方薬も生薬を用いるとこ […]
重みと光
小さいころから「ギリシャ神話」に興味を持っている。今でもギリシャ神話に関する本を買いあさっている。大河のゆったりした流れのように連綿と続く壮大なドラマは読みごたえがある。小学四年の時、祖母からギリシャ神話集を一冊プレゼン […]
私の漢方事始
小学一年生まで私はオネショが治らなかった。父が漢方薬を煎じてくれた。出来上がりに米あめを二個入れた。甘みはあったがおいしくなかった。子供のためにあめを入れてくれたと思っていたが、それが漢方薬の処方だった。母は胃が弱かった […]