その他
病は「気」から
「気」という文字を使った単語は多い。勇気、元気、意気、殺気、湿気、気分、等々。では、気とは何か?血液や水分は目で見えるが、気は見ることができない。人はいざというとき、常識では考えられない力を出す時がある。俗に言う「火事場 […]
おけつ
健康維持や病気治療には「血液サラサラ」「血管しなやか」がポイントだ。逆に、血液の流れが悪くなり滞った状態を、漢方では”瘀血(おけつ)”という。瘀血は日常の生活習慣やストレスなどに起因するものが多い […]
黄門さまの印籠
「この紋どころが目に入らぬか!」水戸黄門の名ぜりふである。あのときの印籠の中身は何だろうか?お芝居は虚構でもあの印籠の中身はうそではない。架空の薬ではない。「牛黄(ごおう)」という名の漢方薬で、牛の胆石から作られた動物系 […]
薬草の森へどうぞ
「天高く馬肥ゆる秋」空気の澄んだ季節になりました。2020年オリンピックも東京に決定され、ぜひ観に行きたいと思った方は多かったと思います。二度同じ首都で開催されるのは希有な事です。「おもてなし」をキーワードに日本人のきめ […]
何かイイコト薬用人参
「困った時はセオ薬局さんに行きなさい!」牛黄の愛飲者だったお母様からYさんはよく言われていたそうです。体が弱かった事もあり、セオ薬局の現会長から「これを10年続けて飲みなさい。きっといい事があるから。」と当時言われ、もう […]
お蔭様でお陰様で
思いがけなく昨年秋、「薬事功労者」の知事表彰を授かりました。県庁にて保険福祉部長と同薬務課長から祝辞を賜わり、賞状と楯、記念品をいただきました。ふと振り返ると、大学卒業後製薬メーカーに2年、鹿児島に戻ってちょうど30年、 […]
オスキナフクハ(秋の七草)
“秋の野に 咲きたる花を指(および)折り かきかぞふれば 七種(ななくさ)の花””芽子(はぎ)の花 尾花(おばな) 葛花(くずばな) 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(おみなえし)また藤袴 […]
私の体験パート3
ちょうど東日本大震災の時、テレビ放映で動揺した為か、血圧が上昇(160~110)、脈が早く動悸、結滞(脈が飛ぶ期外収縮)が続き来ました。後頭部が重く固く感じ、不快感がありました。思いきって専門医の診察を受け、降圧剤(カル […]
「お客様勉強会」へのお誘い
セオ薬局はお蔭さまで来年60周年を迎えます。ひとえに支えて下さったお客様や患者様、ご先輩方に御礼申し上げます。日頃の感謝の気持ちを込め、企画の1つとして「お客様健康勉強会」を昨年に引き続いて今年も毎月開催しております。5 […]
「抑肝散」と「牛黄」が良かった例
「娘の調子が良かったので、家内にも飲ませていいだろうか?」梅の花がほころぶ頃、Tさんからお電話がありました。奥様が”統合失調症”のためご入院。注射後、頭が下がったままで首が石のように固く、目に力が […]
努力で健康を維持しているご婦人
Kさんは小柄でやせ型の80代です。若い時は学校の先生をされていました。セオ薬局とのお付き合いは60代からになります。いつもK町からJRでお越しでしたが、最近はご高齢の為、お電話でのご注文になっています。耳が遠い以外は現在 […]
大病を乗り越えて
Sさんは自分に厳しく他人に優しい思いやりあふれる女性です。平成10年、足のつりと膝痛で漢方薬をお求めでした。血圧が高く降圧剤も服用されていました。平成11年、検査で副腎の腫れを指摘される。自律神経症状があり漢方薬を処方し […]
薬草の集いオータム
秋晴れの空気が澄んだ日曜日、バス1台の応募者と、スタッフの薬務課、薬剤師会”薬草同好会”のメンバーが「自然薬草の森」に集合。一行は二手に分かれ、”薬草教室”講義組とR […]
薬用サフラン
サフランはヨーロッパ南部から小アジアが原産地で、古代エジプトやギリシアの時代から使用されていた様です。先月はお客様サービスで、「薬用サフラン」の球根プレゼントをしました。10月の気温が急に下がる頃から芽を出し、11月末頃 […]
丑年
新年おめでとうございます。良い年をお迎えの事と思います。さて、今年の干支は「丑」です。牛由来の漢方薬に「牛黄(ゴオウ)」があります。牛の胆石で二千頭の中から一頭しかとれない貴重な薬です。他の動物からも採取されますが、牛の […]
三種の神器
NHK大河ドラマ「篤姫」も、いよいよクライマックスを迎えます。大奥のトップ天璋院と、幼なじみで維新の功労者、小松帯刀の二人を中心とした人間模様は、物語としても史実としても、興味をそそられる内容でした。大きな権力が突然崩れ […]
事故米騒動と風評
「農薬やカビの汚染の可能性がある米が流通!」また日本列島に考えられないニュースが走りました。日ごと新聞記事も増え、反響の大きさを感じました。知らない間に米を製造原料とされた方々は誠にお気の毒です。今回は事故米でのニュース […]
小松帯刀と清心丸
現在NHK大河ドラマ「篤姫」が放映中です。5月5日(月)の南日本新聞で「小松帯刀が妻のお近にあてた手紙を保管」という記事が目にとまりました。これは篤姫と同じ年の肝付尚五郎(きもつきなおごろう/養子で小松姓となる)がお近と […]
養生食べ方学パート2「はじめに」より
平成12年の初版本は、”アレルギー”や”アトピー”をメインに据えましたが、今回の再編出版では、さらに次のものを加えました。「ひざ・腰痛」、「坐骨神経痛」、「脳血栓・脳出血後 […]
「かかりつけ薬局」 を持ちましょう
食品や健康食品の情報が氾濫しています。「何を信用すればよいかわからない!」と言う方が増えています。テレビや雑誌の内容はすべて“広告宣伝”です。売上げを伸ばすために専門の業者に依頼し、番組や記事を製 […]