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2008年12月 三種の神器


NHK大河ドラマ「篤姫」も、いよいよクライマックスを迎えます。大奥のトップ天璋院と、幼なじみで維新の功労者、小松帯刀の二人を中心とした人間模様は、物語としても史実としても、興味をそそられる内容でした。大きな権力が突然崩れ落ち、新時代の大きな波に翻ろうされながらも、命をかけ、時代を駆け抜ける姿には、熱く心を打つものがありました。

7月号で「清心丸」という漢方薬に触れました。小松が妻のお近へ宛てた手紙に“清心丸“ を送った事が記されているという内容でした。お隣の韓国では、「三種の神器」の中に1つとして、「各家庭の神棚には”清心丸“が具えてある」、と旅行の際耳にしました。(他、キムチ、薬用人参で三種)
韓国での使用目的にビックリしました。脳卒中、全身不随、手足不随、言語障害、昏睡、顔面神経麻痺、口眼喎斜、高熱、人事不省、心悸亢進、呼吸困難、精神不安、自律神経失調症、神経性不安症、神経興奮症、神経性胃炎、神経性頭痛、神経過敏症、変性筋肉神経痛、坐骨神経痛、などでした。
清心丸の主役の牛黄(ごおう)は来年の干支の「牛」からとれる動物性高貴薬です。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎