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2017年2月 節酒禁煙 パート2


肺がんと喫煙の関係は医学的に警鐘されています。私も学校薬剤師の仕事で、
中学2年生対象に「薬物乱用防止」の一環の授業としてタバコの問題を取り上げています。
煙には2000もの化学物質が含まれ、本人のみならず周りの家族まで影響がある(副流煙)が問題視されています。
昔は映画や雑誌などで目に入るタバコを吸う姿がカッコよかったり、大人の仲間入りをしたような錯覚もあり、日常に溶け込んでいましたが、医学が進歩する中で、肺癌などの発がん性誘発や、習慣性、煙による副流煙の問題がうたわれ、社会的に隔離した環境で吸う習慣となりました。
タバコのパッケージも「肺癌の危険性」や「妊婦の胎児奇形」等の注意喚起が印刷されています。
"これまでしてもまだ吸うのか?"と無言の嫌がらせ、警告を喫煙者の健康維持のためしているのです。
鹿児島では「たばこをのむ」という表現がありました。
「のむ」と言う表現は若い方は理解しかねると思いますが、"口にする"という意味で取ると、
もっと危ない現実があるような気がします。赤ちゃんの誤飲問題もあります。喫煙を肯定する医療関係者はいません。