2026年11月植物名「イチョウ」
秋の風物詩、黄色い並木道、その後落葉や落実の清掃が大変。イチョウの木には雄株と雌株があり、明治期に植物として精子が発見されたことで有名です。(同じ頃ソテツも同様に精子が発見され学術的に世界の注目を集めました。検体は鹿児島のソテツだったそうです)秋にはギンナンの実がたわわに実ります。道路に落ちた実は異臭がしますねぇ。イチョウは漢方薬の材料として使用した例はありませんが、日本でも健康食品の分野では、イチョウの葉抽出エキスが脳の血流を良くしたり抗酸化作用が研究されており、認知症対策や予防としてたくさんのサプリメントが販売されています。「良薬は口に・・」と言いますが、この成分はかなり苦いです。認可制度が国によって違いますが、ドイツでは医薬品で販売されているとか、日本人の気質にも合っているかもしれません。さて、寒くなり茶わん蒸しにギンナンの実は必須ですが、串焼きもおつなものです。子供の夜尿症に実を1~2粒食べさせると良いと言われています。(火を通す)逆に大人の男性で前立腺肥大などでおしっこが出ずらい方は要注意ですね。過ぎたるは・・と言われますが、大量に食べ過ぎると中毒を起こす事があります。軽い症状では、のぼせ、鼻血、夜眼が冴えて寝れないなど、元気の出すぎた副作用ですね。
セオ薬局代表取締役 薬剤師 瀬尾昭一郎