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2026年8月分 植物名「センブリ」生薬名「当薬」

身近な薬草の一つで、「センブリ」の由来は「千回振り出してもまだ苦い(千振り)」ということからの様です。「苦み」は胃の調子を良くするとのことで、「苦味健胃薬」として用い、「医薬品」扱いとなっています。苦い生薬としては、「ヒキオコシ」、「ゲンチアナ」「リュウタン」なども「苦味健胃薬」として使用されます。“苦い経験”ならぬ「良薬口に苦し」というところでしょうか?まだ寒い早春の日当たりのよい山の斜面にかわいいリンとした白い花を付けます。二年草で、一年目から二年目は株が残りますが、その後は枯れてしまい、種で繁殖します。よって、種が落ちない中で全草引き抜いてしまうと翌年からは生えません。激減しているとのことで注意が必要です。「猫にマタタビ」は有名ですが、このセンブリにも弱いながらじゃれ付く様子があるそうです。詳細はわかりませんが、商売につながるものがあるかもしれません。かれこれ三十年前ですが、「養毛育毛剤」にこのセンブリやチクセツニンジンが入っている有名メーカーの商品がありました。自身あの頃はあまり意識していませんでしたが、現在気になる年齢になり、自家用で“オリジナルスペシャルブレンド養毛剤”を作って使用しています。はたして効果は??こうご期待を!

 

セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎