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2026年9月植物名「ハッカ」生薬名「薄荷(葉)」

鹿児島の老舗デパート山形屋の「北海道展」は毎回好評で、多くのお客様が訪れ全国一の売上とのことです。看板商品としてハッカ油が販売されており、スプレーを購入しました。スッとした爽やかな香りが鼻をスッと抜け、目がぱちぱちっと開きます。一般で使用されるものでは成分の「メントール」がメインとなりますが、薬としては胃腸薬、パップ剤、軟膏、虫刺され薬などに駆風鎮痛消炎目的で、日用品では歯磨き粉、ガムなど菓子類にも使用されています。漢方では乾燥葉を用い、煎じ薬の場合、出来上がり五分ほど前にサッと入れて煎じます。揮発成分が多いため煎じ薬が出来上がる数分前に入れるのです。のぼせをとったり、熱感を涼めたり、気をしゃんとさせたりの目的で加味(かみ)逍遥散(しょうようさん)などの婦人薬、荊(けい)芥(がい)連翹(れんぎょう)湯(とう)は皮膚病薬、川芎(せんきゅう)茶調散(ちゃちょうさん)は頭痛薬などの処方に脇役として利用されています。西洋のハーブとしてはアップルミント、ペパーミントなどが有名で、色々の変種が多く、世界には500種類以上あると言われています。植物は地下茎がのび繁殖旺盛です。シジミチョウが花に群れる姿に季節を感じます。

 

 

セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎