消化器
「薬草の集いinサマー 」
7月末、土用の中日、炎天下の暑い暑い日曜日、溝辺空港山奥の「薬草の森」へ、イベントの係で参加しました。夏休みの為、小学生を中心に多くの家族連れでにぎわいました。午前中は理科の先生を先導に植物採集、薬剤師による薬草教室、薬 […]
「人生五訓 くさるな」 京都嵯峨小倉山二尊院
毎日一生懸命真面目にしていても、失敗したりタイミングにより咎められることがあります。落ち着いた真摯な反省は必要でしょう。諦めずに先に生かす気持ちが自分を育ててくれます。どうしても過去を気にすることがありますが、事実は変え […]
「左右顔面神経痛の女性」
季節の異常か急に暑くなった夏前、やせた40代の女性が相談に見えました。顔面の痛みがあり、最初は左に、その後治ったかと思ったら右に痛みが移動。最初は間があったが、現在は一週間ごとに交互に痛みが入れ替わるとのことでした。医師 […]
「夏の終わりに思うこと」
この夏、漢方相談をしながら、「面白い事だなぁー」と一人考えることがありました。結論だけお伝えすると、相談者のほとんどが、嗜好品の「ビール」と「アイスクリーム」で体調を崩し、症状がこじれていたことでした。夏の「暑い」中、「 […]
「元気の出ない男性 」
40代前半の男性の相談でした。一番元気でバリバリ仕事をこなす年頃なのに元気が出ないのはなぜ?よくわからないのでお尋ねしました。5年前に胃がんの手術をしたこと、それからアルコールが毎晩欠かせず、冷たいビールから氷入りの洋酒 […]
「肝硬変の男性 」
「肝硬変の漢方薬がありますか?」お電話がありました。「体格等により選ぶ必要があるので、一回顔をお見せ下さい」とお伝えした後、すぐ40歳代、赤ら顔で体格の良い男性が見えました。医師からは「肝硬変」で治らないと言とわれ、別の […]
『「腎臓トラブルの症例」CKD(慢性腎臓病)その⑧」
症例その3 糖尿で漢方薬を服用の男性。クレアチニン値が上がり、医師から気をつけるよう言われた。もともと「糖」があるので説得してそちらにも良い「補助剤」を併用してもらう。今のところ数値が上がらず(下がってもいないが・・)本 […]
「はじめに CKD(慢性腎臓病)その①」
最近、鹿児島市や薬剤師会の主催で“CKD研修会”が増えてきました。初めての方の為に説明を加えます。「CKD(シーケーディー)」は“chronic kidney disease&rdqu […]
「冷たい飲み物と冷房で足のむくみの出た男性」
「先生、足がむくんで治らない!」と遠方から男性のお電話が有りました。「いつものお薬は飲んでますか?」「続けています!」「何か原因が有りますねぇ・・・」会話をしながらさぐります。「暑くなりましたが何か冷えたものを飲んだり、 […]
「牡丹(ボタン)その2」
ボタンピは「瘀血(おけつ)」を治療します。これは、血の流れが悪くドロドロした状態を言います。例えば打ち身のあざやはれ、生理のドロッとした塊や生理痛など生理が滞る症状、心臓や脳、腎臓などの毛細血管が詰まりやすい状態あるいは […]
「 好酸球過多による過敏性大腸炎の女性」
遠方の□さんから初めての相談のお電話がありました。今までの病歴、検査値、服用している漢方薬、新薬、の内容を一時間ほどお伺いしました。漢方薬の処方をたくさんご存知の様子で、検査内容や病状も専門用語がポンポンと出て来て、ほと […]
「夜の寝つきの悪い○○○○」その1
不眠の訴えの方が多いです。ほとんどの方は、寝つきが悪く目がさえて寝られなかったり、2~3時間して目が覚めてしまいそのあと寝られなかったり、という訴えです。ほとんどの方は医師からの短時間型の「睡眠導入剤」や、「安定剤」、一 […]
「全身の皮膚炎で自殺まで考えた男性」その1
Uさんが奥さまと一緒に見えたことを思い出します。医師からのこ難しい診断名のメモを見ながら、一生懸命今までの病歴をご説明されました。きっかけはちょっとしたことでした。水虫の内服薬を数年続けているうちに、肝炎を引き起こし、緊 […]
「 しゃっくりが止まらない」
Mさんの奥様から家内の携帯に電話相談があったのは、朝の7時頃でした。「主人の“しゃっくり”がなかなか止まらないのよ!」開店と同時にご主人本人が見えました。「指宿に泊まりに行って楽しんできたけど・・ […]
「牛黄」について東京で講演して下さい
平成8年10月11日、女子医大退院。しばらくして、東京の“ウチダ和漢薬”より、連絡があった。医師、薬剤師を対象に、東京で「牛黄」の講演をして下さい、というものであった。体調も、勿論もどっていない。 […]
いづろ店お陰様で30周年特別企画 お客様勉強会のお知らせ
「健康十訓」を連載中ですが今年度の「お客様勉強会」のお知らせを致します。毎年御好評の”お客様対象の健康勉強会”は、お昼1時半から3時までいづろ店近く金生町ビルにて開催しています。今年も継続開催いた […]
少食多噛 パート4
成長期は栄養分を必要とするため、たくさん食べることが大切ですが、一旦成長が止まり人生後半の下り坂では、若い時に比べその必要がないのです。体の代謝が落ちる一方、省エネの体になっています。少ない量で消化し、効率よく生かします […]
少食多噛 パート3
健康食品、一般食品を液体やカプセルの形で”飲む”宣伝がよく目にとまります。一気に飲みこむと噛む行為が無くなり、胃の消化から始まるので、胃腸に負担がかかります。先日、「医師から”くろずの […]
少食多噛 パート2
噛むためには歯が丈夫で揃っている事は大事です。人の歯は何本あるでしょう?大人の歯では、門歯4本、犬歯4本、小臼歯8本、大臼歯12本(親知らずあれば16本)が標準です。肉食の多い欧米人は犬歯が、穀物中心の東洋人は臼歯が発達 […]
健康十訓 少食多噛パート1
今回の題目は、健康十訓の中で現在の日本人に最もお勧めしたい成語の一つと思います。日本では胃腸薬が昔から良く愛されています。日本人は繊細な性格に伴い、胃腸も弱いと言われ、胃薬が手放せない民族です。また、西洋人に比べ日本人は […]