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2011年5月 腎臓病の再発


Sさんはいつも笑顔の絶えないやせ形の70代の奥様です。
先日深刻な顔つきで来店されました。
尿タンパクが++++(プラスフォー)で他複数異常値があり、ここしばらく足のむくみがひどく、指で押さえると形が残るとの事でした。
主治医からは入院して「ステロイド」と「免疫抑制剤」、「利尿剤」をすすめられていました。
実は10年程前も同じような内容でご相談下さり、煎じる漢方薬と天然アミノ散製剤を差し上げていました。
その後の経過は良かったのですが、ここ数年ご自身の腰の手術、目の手術、帯状疱疹、おまけにご主人が倒れるなど、続けて色々起こり、疲れが重なった結果、検査値が少しずつ異常になったのでした。
今思えばこの間もっとセオ薬局で基礎薬をおすすめしておけばよかったと反省です。
今回も煎じる漢方薬を差し上げたところ、1週間後にご報告があり、「むくみがスッキリした!」とお喜びの声でした。
しばらく気を抜かず、漢方薬と天然クマザサエキス、天然アミノ散製剤をしっかり続けるようお伝えしました。
くれぐれも「かぜ」をひかないようにお願いしました。かぜをひくと免疫がくずれます。「透析だけは避けたい」というご本人の強いお言葉でした。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎