ライブラリー

2011年4月 ニキビで悩む高校生


やせ形で二枚目のA君は顔一面ニキビが花盛り。特にほおは真赤な丘疹が多発し、一部黄色く化膿していました。
口周り、額、あごにも続いています。
ここ1年は皮膚科の軟膏を使ったり、テレビ宣伝の“プロアクテ○ブ”を使用しているが、なかなか良くならないとのことでした。
生活習慣をお尋ねしたところ問題は食べ物でした。
ピザとコーラが大好物。牛乳とパンとインスタントが頻繁。脂肪・糖類がかなり多い様でした。
皮膚直接は専用の石鹸で洗い、“皮膚専用清拭剤”で消毒すること。
内服として、ニキビ専用の漢方薬、油脂類中和にクロレラ製剤、皮膚の原料となり体の成長や脳の発達に良い天然アミノ酸製剤をお渡ししました。
体質改善に4ケ月かけること、食生活の早い軌道修正をお願いしました。
A君は重傷で目安がつくのに6ケ月はかかると思います。
元はきれいな皮膚をしていたということでしたので、必ず良くなることをお伝えしました。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎