右大腿部の弱りから来る膝の故障であることがわかったのは7~8か月たってからでした。テニスの休憩中も休まずスクワット様の軽い運動をこまめに行ったり、膝を高く交互に上げて太ももの筋肉を意識しました。風呂ではゆっくり筋肉をほぐす事に努めました。体験からですが、しゃがんで太ももの筋肉を伸ばすとスッと歩けることを学びました。元々の原因は坐骨の故障から来ているものと想像しますが、"普段から歩いていたこと"、"軽い運動を続けていたこと"から腰部には出ず、"枝部"の膝に出たのではないかと思います。対策として、"冷え"から守るため常に"レッグウォーマー"をはき、夏でも常備しました。痛みを意識しなくなったのは一年後位だったでしょうか?ふり返ってみると、一般の"痛み止め"は一回も服用していませんでした。痛みが時々再発しましたが、以前のように不安になることはありませんでした。一年半後ようやく痛みはなくなりました。正直、長かったです。正座は急には無理ですが、体が温まった中では出来る様になりました。現在テニスもクラスを戻し、従来のように走り回っています。テレビ等で膝関節にすぐ効くような商品のコマーシャルをよく見かけますが、時間をかけ総合的な生活習慣の努力が必要なのだと思い知らされました。
骨・関節・筋肉・神経(脊椎・脊髄を含む)など運動器の働きが衰えると、生活の中の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなります。この様子を「ロコモティブシンドローム」と呼んでいます。"機関車"とか"運動の""移動する"という意味を持つ英語に由来し、まさに機関車で体全体を牽引していくような意味合いで名ずけられたようです。自己チエックする"ロコモチエック"というものがあります。7項目ありますので確認してください。①家の中でつまずいたり、滑ったりする②15分くらい続けて歩けない③横断歩道を青信号が点滅している間に渡りきれない④階段を上がるのに手すりが必要である⑤片脚立ちで靴下がはけない(これは意外と厳しい)⑥2kg程度(2Lの牛乳パック1本分)の買い物をして持ち帰るのが困難である⑦家の中のやや重い仕事(掃除機を使ったり、布団の上げ下ろし)をするのが困難である。いくつ当てはまりましたでしょうか?1項目でも当てはまると「ロコモ」かもしれませんが、あくまでも選別テストです。何かしら骨関節疾患、運動器疾患があるのではないか、少し弱っているのではないかという事を考えて下さいという目安です。
前号の「ロコモチェック」はいかがでしたか?たまに高齢者の中で"運動のしすぎ"の方がいます。若い頃と比べると、消化力や吸収、新陳代謝の衰えがあり、筋肉や骨の合成効率が悪くなっているので、"運動だけ"では片手落ちなのです。歯が悪く思うように食べられない方など、栄養補助食品を視野に入れる必要があると思います。私どもの店頭では、具体的に「天然アミノ酸製剤」、「天然無臭ニンニク製剤」、「カルシウム製剤」、「天然ミネラル製剤」等の製品を、足・腰・腕・肩・膝等の筋肉・骨の補助として御紹介しております。(セオ薬局出版「養生食べ方学パート2」)ある研究によると、「運動+栄養」グループと「運動のみ」のグループを比較してみた所、週3回の「運動+栄養」をたった3か月続けただけで5%も筋肉量が増えるという結果が得られています。そのうえ、転倒発生率が減ることもわかっています。「筋トレ+有酸素運動+栄養」、こういった組み合わせで運動効果を上げることが出来るのです。高齢になるとは食べ物の消化が弱くなり、吸収率も悪くなるので、栄養補助をしながら運動をすることが大事です。そして休まず継続ということでしょう。もちろん休養、お風呂など疲れ等を取ることも添えておきます。
「健康十訓」を連載中ですが今年度の「お客様勉強会」のお知らせを致します。
毎年御好評の"お客様対象の健康勉強会"は、お昼1時半から3時までいづろ店近く金生町ビルにて開催しています。今年も継続開催いたしますので、ご興味のある方は御参加お待ち申し上げます。会費は無料ですが事前御予約下さい。その時のメーカーからおみやげの商品をプレゼントしています。4月21日(木)「冷えと疲れと低体温と免疫に薬用人参」、5月19日(木)「天然アミノ酸で健康長寿を伸ばそう」、6月19日(日)「わははと笑って健康長寿 笑う門には免疫アップ」、7月21日(木)「今年の猛暑もかき肉エキスで乗り切ろう」、8月18日(木)「筑後種天然クロレラで母乳育児・腸内環境」、9月15日(木)「~膝・腰・肩の痛みに朗報~痛みの原因を取り除く無臭にんにく製剤オキソピタン療法」以上6講演を企画致しました。この中で、お陰様で「いづろ店」が"30周年"を迎えるにあたり、特別企画としまして"あの「三遊亭歌之介」師匠"をお呼びし、同日"笑って健康"をテーマに寄席を企画しています。御応募はいづろ店、真砂本町本店にお問い合わせ下さい。
涙が出るほど笑う事があります。スッキリしますね。「笑う門には福来たる」大黒様の顔が浮かんだ方も多い事でしょう。「笑いは健康に良い」と科学、医学でもお薦めしています。心が沈んでいても、口角をあげて笑顔を作る事で笑った時と同じような効果があると耳にします。チンパンジーが口を開け、笑顔の様な仕草を見せますが、歯を見せる行為は「あなたに抵抗しません」という暗黙のサインがあるそうです。一方、憤る(怒る)と交感神経が興奮し、血圧や血糖値が上昇、心臓も早く打ちドキドキし、体に負担がかかります。憤ると「活性酸素」が発生し、血液や血管、細胞、臓器を痛めてしまう結果になります。漢方では「怒ると血が濁る」と言われ、"濁る"と血流が悪くなり、腫れ、コリ、痛み、を増長します。このような方へ漢方薬「二号方」は血液をサラサラ、血管はしなやかにする効果があり、頭痛や肩こりなど身近な処方として喜ばれています。普段の生活では、前向きに物事を考え、良いとらえ方や発言をする事です。自分の発言は自分で聞いていますので二重に暗示がかかると言われます。難しい事ですが、"カッ"となっても一息間をおく訓練が必要です。
現代は男女問わず、積極的に自分の意見を述べ、相手の話も聴き、討論する機会が多くなっています。一方、昔のことわざに「沈黙は金」というものもあり、時と場合により選択が必要でしょう。「有言実行」は信頼を勝ち取る意味では大事です。今月の表題「少言多行」は鹿児島弁で言う"議を言(ゆ)な"でしょうか?"理屈ばかりでなく実行を"という所だと思います。"あの人は腰が軽い"と褒めたりします。常々動き回る事は関節を柔軟にしたり、筋肉を維持するのに役立ち、脳の活性化にもなります。筋肉は1年に1%づつ減少すると言われ、今50歳の人は60歳になると1割の筋肉がそげ落ちているのです!楽をして体に負荷をかけなければ筋肉がどんどん減って動けなくなります。「多行」は"歩くこと"に置き換えてもよいでしょう。適度な運動を続けることは健康維持の近道となります。徳川家康が「人の一生は重き荷を負うて遠き道を往くが如し・・・」と述べています。人生の負荷を持ちこたえる体力や気力が必要ですね。日本全国、高齢化のことも重なり、ひざ・腰・肩の痛みに関する健康食品、医薬品、療法、機器がビジネス化され毎日誰かがお世話になっています。とにかく毎日歩き続けることは必ず健康に役立ちます。歩く歩く。
Oさんが画材道具をもってご来店になった時を思い出します。従業員としばらく店頭で話し、奥の相談机に来られました。「絵をお描きになるのですね!」私も好きなのでお尋ねしました。「主人が亡くなってから描く気がしなかったのです。両腕がしびれて重くなってきついです。これではいけないと、思いきって道具を買いに行った帰りに寄りました。」「ご主人の看病で体がとことん疲れたのですね。」恐らく無理な姿勢や体力低下から筋肉の支える力が落ち、頸椎(首の骨)間狭窄(骨の間が狭くなり)症から腕の神経や血液の流れが悪くなっていたのでしょう。「まずは疲れを取りましょう!」と、牛黄・人参製剤のソフトカプセルを1ヶ月分を差し上げました。翌月「先生よかったー!しびれがとれて、痛くなくなった!同じのを下さい!」と大きな画材道具を持ちながらご来店になり、2ヶ月分のお得用をお持ち帰りになりました。私もこんなに早くしびれがとれるとは思っていませんでした。恐らく漢方で言う「気」の流れが良くなったのでしょう。姿勢も良くお顔もさっぱり、気が晴れ、良い絵が描ける事と思います。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
テニススクールが冬休みの為、運動不足解消で年末の夜の寒い中一時間ほど県庁のまわりを走りました。翌朝、しめ縄張りで2時間ほど外の作業をしていました。次に道路横の旗を整理しようと、座った姿勢で旗竿を支えているブロックを左から右へ移す作業をしていました。と、“ギクッ!あ`~っ!!”古傷を舐めるようにまた“ぎっくり腰”をやってしまいました。左腰に表現できない違和感が走り、座ったまま動けなくなりました。腰に負担をかけないよう姿勢には気をつけていたつもりでしたが、体が冷えきって固くなっていたのです。周りを見回すと誰もいません。5分ほどそのままでした。これではいけないので、支えていたブロックから手を離し、旗の細い竿を頼りに、そろりそろり姿勢を変えながらようやく立ち上がりました。立っても歩けません。どちらの足から動かせばよいのか試行錯誤しながら、ようやく店舗の中に入って従業員に声をかけました。早速、芍薬甘草湯、バランスターWZ4粒、オキソピタンDXゴールド5カプセルをその場で飲み、一時間横になっていました。最初の痛みからは半分ほどになったでしょうか?なんとか左腰をかばいながら歩けるようになりました。この間、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、芍薬甘草湯、レバコール液を追加。新年を迎え、一週間後には90%良くなり年始のテニス初打ちに参加できました。頭を下げる時少々痛みがある以外はほぼ良くなりました。漢方薬と補助薬の早い効き目に助かりました。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
前月ぎっくり腰の話を書きました。お陰さまで漢方薬他の効果でかなり早く確実に9割ほど回復し、普段通り動けるようになりました。しかし、残念ながらこの話には続きがありました。過信は禁物です!事故から一週間後の日曜日でした。二階の用事が済み愛犬を抱えていつもの感じで階段を下っていました。降りる途中、あと三段くらいのところに踊り場のような少し広く取っている部分があります。しっかり足もとを見ていたのでしたが、少々暗かったこともあり、この踊り場手前のひと段でちょっとした感覚の違いが起こりバランスを崩して左足裏をズルッと踏み外し、後ろに倒れ、左腰を強打しました。前回と同じ腰部分を痛めたのでした。左腕もついたため、肘部分を強くこすったのか服も擦り切れていました。幸いなことに抱えていた犬は大丈夫でした。前回と同様しばらく動けずじっとしていました。休日で誰もいませんでしたので、視線の恥ずかしい思いはなかったのですが、ちょっとした不注意だったので「ま~たやってしまったなぁ!」という後悔の思いがわいてきました。さて早速、前回と同じように漢方薬と補助薬を真面目に併用して約1週間。ほぼ走れるまでに回復し、テニスに行けました。またまた漢方のお陰でした。めでたしめでたし!
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
年末の昼前でした。「先生、店頭に、“肛門が痛いけどいい漢方薬がないか”と相談されたい方が見えています・・。○キソニンが効かず、カ○ナールはどうかとかおっしゃっていますが・・・。」とスタッフの伝達がありました。早速お会いすると、やせ型色白での神経質そうな60台の男性が眉間にしわを寄せ、腰を浮かせる様に浅くお座りでした。お伺いしたところ、数年前に大腸ガンを患い、ありとあらゆる医療を試してきたけれども進行が見られた。今回肛門部の痛みがひどく一般の鎮痛剤が効かなくなったとのことでした。検査値を口頭でポンポンとおっしゃるのでお尋ねすると、医療従事者の方でした。思うようにいかずあせっている様子がうかがえました。まずは腸を中心に温めて痛みをとりましょうと、漢方薬の煎じ薬、それから体温を上げるため牛黄製剤をお勧めし、一週間分だけ差し上げました。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
「腎臓の石が流れないんですけど・・・」奥様とやせ形で色白の背の高い男性が見えました。医師の治療をしているけれども半年で結果が出ていないとのことでした。「腎臓結石を出す漢方薬がありますので早く飲み始めてください!」と1ヶ月分持たせました。次の来店時にはまだ変化がありませんでした。こちらもちょっと心配になりました。そして丁度2ヶ月後のご来店。「おしっこの時こんなのが出たんですけど・・」どれどれと、ティッシュにくるまれた中身を見ると・・「あー結石出ましたねー、おめでとうございます!!」長さ5mm幅2mmでゴツゴツとサンゴのかけらのような白~黄土色の結石でした。よくよく考えるとご本人が見るのも初めてで、「多分結石だろう?」と持ってこられたものでした。過去の方では、1cm×1cm位の結石を持ってこられた方もいました。「おしっこをしたら、コロンと音がした!」と本人がおっしゃっていたのを思い出します。自分の事で考えると、どうやってこんな大きなゴツゴツしたものが腎臓や尿管、尿道を通るのか不思議です。石が動くときの痛みも尋常ではないと聞いています。体質的に今後も同じような事がおこるかもしれないので、生活習慣の食事の見直し、日常の運動をこまめに行うことをアドバイスしました。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
Fさんの紹介でNさんご夫婦が見えました。「ばね指で手術を進められたが、しなくて治るようであれば、漢方薬を飲みたい」とのことでした。糖尿の基礎疾患があり、職場は外での力仕事が多い、甘い物が大好きで夏はアイスクリーム、清涼飲料水、ビールをよく口にしていることがわかりました。私も病気の仕組みをよく理解していなかったので、前もって予習していました。指の動きが悪い原因となる、手の平の一部を切る手術のようでしたので、「手のひらの反射ゾーン」のわかる自前の資料で確認したところ、手の平のど真ん中に「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」という場所が目に留まりました。これは胃の周りに張り巡らされている自律神経で、特に冷たいものが胃に入ってくると反応して、周りの臓器から血液を集め、胃を暖めてくれるのです。そう、冷やし過ぎると組織としては固くなり、反射ゾーンとして関連性のある手のひら中央の筋肉が硬くなるのです。当然、指の動きに関係します。血行を良くする漢方薬、基礎疾患を助けるアミノレブリン酸、人参製剤を15日分で様子を見ましたが、その後の報告で「良くなっている」とのことでしたので、しばらくは1ヶ月単位で様子を見ていくことにしました。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
季節の異常か急に暑くなった夏前、やせた40代の女性が相談に見えました。顔面の痛みがあり、最初は左に、その後治ったかと思ったら右に痛みが移動。最初は間があったが、現在は一週間ごとに交互に痛みが入れ替わるとのことでした。医師から痛み止めと神経の流れをよくする薬が出ていましたが、効かないとのことでした。「今後治らず、ガンでもなったらどうしよう」と不安を抱えていました。原因を探るべくいろいろお聞きし、二つの事がわかりました。一つは、仕事で運転をしており、長距離を走っている事。もう一つは一年中大好きなビールを飲でいる事。そう!賢いあなたは気づきましたね!原因は「冷え」です。最近特に天気が良すぎて、日中は気温がぐんぐん上がり、エアコンなしでは車の中は苦しいです。エアコンガンガン。やせているので胃下垂タイプ、座っている姿勢が長く、胃の活動が落ちやすいのに、冷たいビール(陰性)を夜(陰性)胃に注ぎ込むので、すっかり冷え切っていたのです。顔色が青白く内臓が冷えきっていることもわかりました。「漢方薬で胃を暖め、余計なたまった水分も出しましょう」と一ヶ月分お出ししました。その後、大好きなビールをどうされたかはわかりません。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
お電話で「脊柱間狭窄症の手術をしてから足がほてり、眠れません。ネットで調べたところ、“三物黄笒湯(さんもつおうごんとう)”という処方がありましたが効きますか?」という問い合わせを受けました。手術との相関関係はわかりませんが、“脊柱間”にしろ“ほてり”にしろ元々何らかの血行不良があって悪化したのだろうと思われます。例えば、正座を長くすると足が痺れる経験は多くの方がされていることと思います。この痺れと同時に、足裏が熱く感じたことはなかったでしょうか?似たような事では、指の根元をゴムで縛るとうっ血して色が黒ずんできますが、同じようなほてりがあったりします。この様に根元にあたる所の何等かの締め付けで血行不良(うっ血)が痺れやほてりにつながったりします。足部の場合、腰部からの関連が想像されます。化学薬品はありませんが、ほてりに使う漢方薬処方はいろいろあり、効果が期待されます。一般的な体の情報、生活習慣、仕事、病歴など総合的に判断しながら、原因となるであろう箇所の改善を考えての処方選択をします。上記処方は「手足のほてり」の効能効果がうたわれていますが胃腸に負担がかかる処方で、鑑別は必要でしょう。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
「薬剤師の先生ですか?“センイキンツウショウ”に効く漢方薬がありますか?」という電話がありました。最近の傾向ですが、多くの方が、医師の診断名を単刀直入にあげ、「私の様な方がいますか?」「(漢方薬で)治りますか?」と畳み掛けてきます。難病レベルで、西洋医学ではなかなか良い結果が得られず、漢方薬だったらと淡い希望を持っての苦痛の訴えです。近年の西洋医学は科学技術が進み、より細かな診断名が付いています。病態にもよりますが、先生によって、診断名が違うこともよくあります。漢方薬は二千年以上前に確立された医学で、西洋医学のようにミクロな見方でなく、マクロで総合的に病状の情報を集め、「症候群」のような捉え方をします。上記の方も症状の他に生活習慣、住まいの環境、仕事内容、家族構成や痛みや冷えの程度、精神症状がおかしくなった経過を理解できる範囲でお尋ねしました。六十代で御主人のフォーローをする仕事、子供なし、いろいろ人の世話に追われ、気丈に頑張っているが、年齢的な疲れも何となく見えてきました。「漢方薬の方が体調を良くします。体も脳も体力をつけることです。一回ご来店ください、雰囲気だけでもわかればもっと良い処方が見つかりますョ」とお答えし、後日予約をしてご来店の運びとなりました。世の中頑張りすぎている人が多いようです。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎
夏の猛暑には参りました。「しょうちゃん、腕がいて(痛い)がよ!」幼馴染みのHちゃんから立ち話で相談がありました。やせ型で、本来は健康体です。ここ2ヶ月くらい肘から先の腱がコリコリ音がし、筋がビリビリ痛みが走るとのこと。生鮮食品を製造しており、半世紀ほど毎日暗いうちから夕方、年末は夜遅くまで一年中働きずくめの毎日です。セオで「アミノ酸製剤」、「天然クマザサエキス」をしっかり飲んでいます。「毎日飲んじょって、ないごて痛どかい?(しっかり飲んでいるのにどうして痛い)」「・?!・・・」返答に詰まってしまいました。つい、“仕事”と“年齢”のせいにしたい所でしたが、じっと我慢。「暑かけど何か冷たかのを飲んじょらんけー?ビールはね?」「ウワッ、いかんのけー!昼も飲んじょ!」。昨年も似たようなコラムを書きましたが、ビールは夏に一番冷えるベスト3のトップに上がります。ずばり言い当てられ頭をポリポリかきながら「何か頂戴!」、「無臭ニンニク製剤カプセル」と痛み止め「セオの双竜散」を差し上げました。胃腸を冷やす飲み物食べ物をしばらくは中止、夏でも湯船につかる、痛い部分の保温のため何かカバーするようにアドバイスしてあります。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎