相談例集

痛み

2016年1月 健康十訓 少車多歩パート2 その2

右大腿部の弱りから来る膝の故障であることがわかったのは7~8か月たってからでした。テニスの休憩中も休まずスクワット様の軽い運動をこまめに行ったり、膝を高く交互に上げて太ももの筋肉を意識しました。風呂ではゆっくり筋肉をほぐす事に努めました。体験からですが、しゃがんで太ももの筋肉を伸ばすとスッと歩けることを学びました。元々の原因は坐骨の故障から来ているものと想像しますが、"普段から歩いていたこと"、"軽い運動を続けていたこと"から腰部には出ず、"枝部"の膝に出たのではないかと思います。対策として、"冷え"から守るため常に"レッグウォーマー"をはき、夏でも常備しました。痛みを意識しなくなったのは一年後位だったでしょうか?ふり返ってみると、一般の"痛み止め"は一回も服用していませんでした。痛みが時々再発しましたが、以前のように不安になることはありませんでした。一年半後ようやく痛みはなくなりました。正直、長かったです。正座は急には無理ですが、体が温まった中では出来る様になりました。現在テニスもクラスを戻し、従来のように走り回っています。テレビ等で膝関節にすぐ効くような商品のコマーシャルをよく見かけますが、時間をかけ総合的な生活習慣の努力が必要なのだと思い知らされました。

 

2016年2月 健康十訓 少車多歩パート3 その1

骨・関節・筋肉・神経(脊椎・脊髄を含む)など運動器の働きが衰えると、生活の中の自立度が低下し、介護が必要になったり、寝たきりになったりする可能性が高くなります。この様子を「ロコモティブシンドローム」と呼んでいます。"機関車"とか"運動の""移動する"という意味を持つ英語に由来し、まさに機関車で体全体を牽引していくような意味合いで名ずけられたようです。自己チエックする"ロコモチエック"というものがあります。7項目ありますので確認してください。①家の中でつまずいたり、滑ったりする②15分くらい続けて歩けない③横断歩道を青信号が点滅している間に渡りきれない④階段を上がるのに手すりが必要である⑤片脚立ちで靴下がはけない(これは意外と厳しい)⑥2kg程度(2Lの牛乳パック1本分)の買い物をして持ち帰るのが困難である⑦家の中のやや重い仕事(掃除機を使ったり、布団の上げ下ろし)をするのが困難である。いくつ当てはまりましたでしょうか?1項目でも当てはまると「ロコモ」かもしれませんが、あくまでも選別テストです。何かしら骨関節疾患、運動器疾患があるのではないか、少し弱っているのではないかという事を考えて下さいという目安です。  

 

 

2016年3月 健康十訓 少車多歩パート3 その2

前号の「ロコモチェック」はいかがでしたか?たまに高齢者の中で"運動のしすぎ"の方がいます。若い頃と比べると、消化力や吸収、新陳代謝の衰えがあり、筋肉や骨の合成効率が悪くなっているので、"運動だけ"では片手落ちなのです。歯が悪く思うように食べられない方など、栄養補助食品を視野に入れる必要があると思います。私どもの店頭では、具体的に「天然アミノ酸製剤」、「天然無臭ニンニク製剤」、「カルシウム製剤」、「天然ミネラル製剤」等の製品を、足・腰・腕・肩・膝等の筋肉・骨の補助として御紹介しております。(セオ薬局出版「養生食べ方学パート2」)ある研究によると、「運動+栄養」グループと「運動のみ」のグループを比較してみた所、週3回の「運動+栄養」をたった3か月続けただけで5%も筋肉量が増えるという結果が得られています。そのうえ、転倒発生率が減ることもわかっています。「筋トレ+有酸素運動+栄養」、こういった組み合わせで運動効果を上げることが出来るのです。高齢になるとは食べ物の消化が弱くなり、吸収率も悪くなるので、栄養補助をしながら運動をすることが大事です。そして休まず継続ということでしょう。もちろん休養、お風呂など疲れ等を取ることも添えておきます。

 

2016年4月 いづろ店お陰様で30周年特別企画 お客様勉強会のお知らせ

「健康十訓」を連載中ですが今年度の「お客様勉強会」のお知らせを致します。
毎年御好評の"お客様対象の健康勉強会"は、お昼1時半から3時までいづろ店近く金生町ビルにて開催しています。今年も継続開催いたしますので、ご興味のある方は御参加お待ち申し上げます。会費は無料ですが事前御予約下さい。その時のメーカーからおみやげの商品をプレゼントしています。4月21日(木)「冷えと疲れと低体温と免疫に薬用人参」、5月19日(木)「天然アミノ酸で健康長寿を伸ばそう」、6月19日(日)「わははと笑って健康長寿 笑う門には免疫アップ」、7月21日(木)「今年の猛暑もかき肉エキスで乗り切ろう」、8月18日(木)「筑後種天然クロレラで母乳育児・腸内環境」、9月15日(木)「~膝・腰・肩の痛みに朗報~痛みの原因を取り除く無臭にんにく製剤オキソピタン療法」以上6講演を企画致しました。この中で、お陰様で「いづろ店」が"30周年"を迎えるにあたり、特別企画としまして"あの「三遊亭歌之介」師匠"をお呼びし、同日"笑って健康"をテーマに寄席を企画しています。御応募はいづろ店、真砂本町本店にお問い合わせ下さい。

 

2016年5月 健康十訓 少憤多笑パート1

涙が出るほど笑う事があります。スッキリしますね。「笑う門には福来たる」大黒様の顔が浮かんだ方も多い事でしょう。「笑いは健康に良い」と科学、医学でもお薦めしています。心が沈んでいても、口角をあげて笑顔を作る事で笑った時と同じような効果があると耳にします。チンパンジーが口を開け、笑顔の様な仕草を見せますが、歯を見せる行為は「あなたに抵抗しません」という暗黙のサインがあるそうです。一方、憤る(怒る)と交感神経が興奮し、血圧や血糖値が上昇、心臓も早く打ちドキドキし、体に負担がかかります。憤ると「活性酸素」が発生し、血液や血管、細胞、臓器を痛めてしまう結果になります。漢方では「怒ると血が濁る」と言われ、"濁る"と血流が悪くなり、腫れ、コリ、痛み、を増長します。このような方へ漢方薬「二号方」は血液をサラサラ、血管はしなやかにする効果があり、頭痛や肩こりなど身近な処方として喜ばれています。普段の生活では、前向きに物事を考え、良いとらえ方や発言をする事です。自分の発言は自分で聞いていますので二重に暗示がかかると言われます。難しい事ですが、"カッ"となっても一息間をおく訓練が必要です。

 

2016年8月 健康十訓 少言多行

現代は男女問わず、積極的に自分の意見を述べ、相手の話も聴き、討論する機会が多くなっています。一方、昔のことわざに「沈黙は金」というものもあり、時と場合により選択が必要でしょう。「有言実行」は信頼を勝ち取る意味では大事です。今月の表題「少言多行」は鹿児島弁で言う"議を言(ゆ)な"でしょうか?"理屈ばかりでなく実行を"という所だと思います。"あの人は腰が軽い"と褒めたりします。常々動き回る事は関節を柔軟にしたり、筋肉を維持するのに役立ち、脳の活性化にもなります。筋肉は1年に1%づつ減少すると言われ、今50歳の人は60歳になると1割の筋肉がそげ落ちているのです!楽をして体に負荷をかけなければ筋肉がどんどん減って動けなくなります。「多行」は"歩くこと"に置き換えてもよいでしょう。適度な運動を続けることは健康維持の近道となります。徳川家康が「人の一生は重き荷を負うて遠き道を往くが如し・・・」と述べています。人生の負荷を持ちこたえる体力や気力が必要ですね。日本全国、高齢化のことも重なり、ひざ・腰・肩の痛みに関する健康食品、医薬品、療法、機器がビジネス化され毎日誰かがお世話になっています。とにかく毎日歩き続けることは必ず健康に役立ちます。歩く歩く。

 

2018年4月「両腕がしびれて重い女性」

Oさんが画材道具をもってご来店になった時を思い出します。従業員としばらく店頭で話し、奥の相談机に来られました。「絵をお描きになるのですね!」私も好きなのでお尋ねしました。「主人が亡くなってから描く気がしなかったのです。両腕がしびれて重くなってきついです。これではいけないと、思いきって道具を買いに行った帰りに寄りました。」「ご主人の看病で体がとことん疲れたのですね。」恐らく無理な姿勢や体力低下から筋肉の支える力が落ち、頸椎(首の骨)間狭窄(骨の間が狭くなり)症から腕の神経や血液の流れが悪くなっていたのでしょう。「まずは疲れを取りましょう!」と、牛黄・人参製剤のソフトカプセルを1ヶ月分を差し上げました。翌月「先生よかったー!しびれがとれて、痛くなくなった!同じのを下さい!」と大きな画材道具を持ちながらご来店になり、2ヶ月分のお得用をお持ち帰りになりました。私もこんなに早くしびれがとれるとは思っていませんでした。恐らく漢方で言う「気」の流れが良くなったのでしょう。姿勢も良くお顔もさっぱり、気が晴れ、良い絵が描ける事と思います。




セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎