2015年11月 健康十訓 少車多歩パー

東京の人はとにかくよく歩きます。安くて便利な電車や地下鉄が普及しているので、階段を上っては下り、移動に歩く歩く。一方、地方ではどこに行くにも自家用車という方が多いようです。最近は商店街がさびれ、スーパーが遠いので"車やバスがないと行けない"というお年寄りがいらっしゃいます。大型のショッピングセンターも車がないと大変です。負担を減らし便利な車ですが、一方では運動を妨げている事にもなっています。歩くことは私たちの基本的な動作の一つです。人類が立って歩いたことにより、自由になった両手でいろいろの作業をこなすことが出来るようになり、知能が発達したとのことです。足は「第二の心臓」とも言われます。これは歩くことにより筋肉がリズミカルに収縮し、重力で下がった血液を、ポンプで押し上げ流す役目をしているのです。「歩く」ことによる有酸素運動により、細胞の酸素の入れ替えがスムーズになります。第一の心臓が楽をして血液を巡らせる事ができるのです。座る時間の長い方、事務職や受験生に多いのですが、足が冷え、頭がのぼせやすくなる"冷え のぼせ"の訴えがあります。漢方薬には対応する処方がたくさんあります。「頭寒足熱」が安定した状態です。

 


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