7月連休、駐車場の看板の脚部分に錆が目立ってきたので、白いペンキを塗ることにしました。ランニングに短パンの軽い恰好、真夏ですが曇って風があり、快適な条件でした。軽く汚れをふき取り、看板脚部から開始。よく見ると看板裏部分が錆で茶色い部分が目立ち凹凸もあり、お隣の生垣を気にしながら重点的に塗りました。夕方まで別の作業も済ませ、夜はいつものテニス、シャワーで済まし帰宅。東京オリンピック開会式が続いており、食事をとりながら中途鑑賞。就寝中、左首付け根の皮膚の痛みがありました。日焼けをしたんだろうと目を覚ますたび思っていました。翌朝はもっと首の皮膚のヒリヒリがあり、勤務中はセオのあせもローションをぬりながら忘れていました。夕方左足ひざ裏のかゆみがあり、見てみると赤い点状の発赤が3~4センチ四方あり、「しまった!」とやっと気づきました。そう、昨日の看板塗の際、お隣の生垣に毒虫がおり、左首から背中、膝裏部分を被災したのでした。わかった途端変なものでモゾモゾした違和感と痒みを発生。あわててシャワーを浴びた後、再度あせもローションを塗り、タウロミンを5錠、セオの黄連解毒散を服用。タウロミンには抗ヒスタミン剤が含まれており、翌日曜日は終日体がだるく、寝ても寝ても眠くて外出中も目を閉じながら元気なく過ごしました。膝裏部のかゆみは、寝ながらゴシゴシと掻くと非常に気持ちがよく、さらに痒みを感じ、また掻き毟るということをしばらく繰り返していました。しかし、「掻くことが皮膚トラブルの一番原因」と学習していましたので、あせもローションをこまめに塗り、とにかくしのぎました。たぶん二日目が皮膚トラブルのピークだったのだと思います。四日目月曜日は異常な痒みはぬけ、見た目のぶつぶつだけで、スーと引く感じがしました。内服薬服用と外用薬併用で短い期間でのめどが付き一安心でした。今年は虫の異常発生をよく耳にします。
セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師 瀬尾昭一郎