2018年5月 「全身の皮膚炎で自殺まで

Uさんが奥さまと一緒に見えたことを思い出します。医師からのこ難しい診断名のメモを見ながら、一生懸命今までの病歴をご説明されました。きっかけはちょっとしたことでした。水虫の内服薬を数年続けているうちに、肝炎を引き起こし、緊急入院。肝臓は治ったけれども今回の皮膚炎となり、皮膚科を何軒も回ってやっとセオ薬局にたどり着いたらしいです。この間10年ほど時間が流れています。顔ですが頬を中心に真っ赤で、頭はふけがパラパラ落ち、手はひび割れて痛々しい様相です。体もかゆみと、ところどころ引っ掻いてキズがいたるところに。汁が出ているところもあり、かなり重症でした。水虫薬からの肝炎までの流れは薬の副作用の様ですが、仕事が忙しかった事もあり、疲れが重なった結果だと思います。早いうちに水虫薬を止めていればここまでには至らなかったかもしれません。処方箋を受けていた薬剤師も責任があるのでは?「いくら治療しても皮膚が良くならず、自殺まで考えた」とおっしゃいました。


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎


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