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2024年9月「残"酷"暑お見舞い申し上げます」

「いゃ~暑いですねぇ~」この夏の御挨拶はまずこれでした。月とは裏腹にまだまだ残暑が厳しいようです。ご自愛ください。暑い季節の体を涼めて胃腸の調子を整えたり、体液調整をするのに、“ウリ科の植物”や“夏向きの薬味”を紹介しています。まずは漢字で。「冬瓜」「苦瓜」「胡瓜」「糸瓜」「西瓜」「南瓜」「甜瓜」、読めましたか?順に「トウガン」「ニガウリ(ゴーヤ)」「キュウリ」「ヘチマ」「スイカ」「カボチャ」「メロン」全部“読めた”方はさすがです!特に食品としてニガウリやトウガン、カボチャはおすすめです。それから、薬味野菜としては、「大葉(シソ)」「ショウガ」「ミョウガ」「ネギ」「カイワレダイコン」などが身近ですね。香り、食欲を刺激する成分は、漢方の世界と通ずるものがあります。マスコミで取り上げるような“特殊”なものをとる必要はありません。皆さん大好きなカレーやニンニクは薬味食品や薬膳と関連はしますが、漢方的には実証から中間証が主で、虚証には刺激性が多く痛める可能性が有ります。日本の四季を考えてみると一年通用するものでもありません。日本人は「四季」と「晴れの日」を大事にしてきた民族です。

セオ薬局 代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎


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