2021年1月『「腎臓トラブルの症例」C

症例その4

主訴が体のかゆみでみえた60代の女性。皮膚科に半年通うが治らない。色々尋ねると、数年前に「帯状疱疹」をしたとのこと。「かなり無理をしましたねぇ」私もなぐさめの言葉が出ました。ご両親を看送ったとのことでした。「何だっけ、腎臓のクレアチニンも悪いんです〜」と漏らされたので考えました。まず皮膚のかゆみの漢方薬、プラス肝臓と腎臓を強化する補助剤(単独でもクレアチニン値が良くなった方あり)を持たせました。「本格的な腎臓の漢方薬は皮膚が落ち着いてからにしましょう」と納得頂き、日常の養生法をお伝えした所、いろいろ良くない生活習慣がわかり、勉強して頂きました。まだ結果は先ですが、まだ若いので少しづつよくなるはずです。

 

セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎


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