しゃっくりに柿蒂湯(していとう)

「しゃっくりが止まらなくて困っています。お医者様からカキノヘタが良いと言われました。」と四十代の女性。
お尋ねすると、お父様が脳血栓で入院され、ある日急にしゃっくりが出て三週間止まらないとのことでした。
「柿のヘタ」は鹿大医学部旧第三内科(井形前教授)で研究され、大学からよくお買い求めにいらしてました。
しゃっくりは横隔膜のけいれんという生理がわかっています。きっかけは体の「冷え」が関係しているようです。よく見かけるのは、点滴、冷たい飲み物、果物のとりすぎ等、体が冷えてしゃっくりになるケースが多いです。
「もっと効く処方で『柿蒂湯』というおなじカキノヘタが主薬の漢方処方があるので、一週間服用されてください。」とお伝えし、さっそく煎じていただきました。翌日お電話があり「おかげさまで一日の服用でピタッと止まりました。」とお喜びの声でした。再発予防に残りも服用指示しました。柿蒂湯は体を暖めよく効く漢方薬です。お悩みの方はぜひお試しください。


前のページ | 次のページ

お知らせ
相談について
相談例集
ライブラリー
セオ薬局について
お問い合わせ

プライバシーポリシー
トップに戻る
漢方のセオ
〒890-0067
鹿児島市真砂本町14-22
099-258-7001

(C) 漢方のセオ