2023年2月「新型コロナ感染者の漢方薬

ここ半年の事ですが、処方箋で医師が指示する「医療用漢方薬エキス製剤」が品薄になっています。大手のT社から始まり、K社O社K社S社と玉突き式に影響が出ています。医師がコロナ対策で新薬でなく漢方薬を一斉に使い出したせいではないかと言われています。最近の感染時の症状は「発熱」と「咽喉痛」が多いようです。これらの症状に対応する合理的な処方としては「麻黄」と「柴胡」と「石膏」が入った組み合わせの処方、「漢方薬K」と「漢方薬S」と「漢方薬K」の合方などを使用します。後遺症の「咳」や「鼻症状」に悩まされている方も多く、やはり漢方薬でやさしい効きめが好まれているようです。セオの店頭でも問い合わせが多くなりました。同時に抗原検査キットを求める方も増えています。キットは個人が購入の上5分程度で反応を見ますが、PCR検査は専門の施設に行き判明するのに半日程度の時間がかかるため、前者を希望する方が増えています。現在受験生の父兄が増えています。インフルエンザもですが、「流行性感冒」という立ち位置で特別でなくなることを期待しています。


セオ薬局代表取締役 漢方薬・生薬認定薬剤師  瀬尾昭一郎


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